本日、長崎平和祈念式典が行われました
数日前の新聞記事を思い出しφ(..)メモメモしてみました
ヒロシマ・アーカイブ:被爆地、後世に 「ナガサキ」に続き完成 ~毎日新聞夕刊 20110804~
被爆地・広島を後世に伝えるインターネットサイト「ヒロシマ・アーカイブ」が完成し、話題を集めている。広島市の立体的なデジタル地図上に被爆した建物や人の位置を表示し、クリックすると被爆者が体験を語る動画や当時の写真を見ることができる。首都大学東京の渡辺英徳准教授(ウェブアート専攻)と学生が、広島女学院高の矢野一郎教諭、生徒たちと協力して制作。昨夏に公開した「ナガサキ・アーカイブ」に続く試みだ。
渡辺准教授は昨夏、首都大学東京の学生らとともに、同様の「ナガサキ・アーカイブ」を制作、公開。それを見た広島の被爆関係者から「ぜひ、広島版も作ってほしい」と要望が寄せられた。
サイトは、衛星写真で構成したデジタル地図上に小さな顔写真や建物の写真を表示。クリックすると、写真が拡大し、体験談などを読める。現在の建物の立体画像や、現在と被爆直後の広島市を重ねて見ることもできる。
広島平和記念資料館(原爆資料館)所蔵の資料写真など約150枚、被爆者約100人の顔写真と体験談、被爆者へのインタビュー動画、米テキサス大が公開する1945年当時の広島市の地図を組み合わせた。インタビューは、広島女学院高の生徒がした。
渡辺准教授は「東日本大震災で町が瞬時に失われる状況が現実に起きた。福島第1原発の事故で放射性物質の恐怖もある。3月11日以降の経験を重ねながら、アーカイブを制作した」と話す。帰省先の仙台市で被災した首都大学東京大学院2年の原田真喜子さんも「今だからこそ、66年前のことに、これまで以上に共感を覚える人がいると思う。ヒロシマ・アーカイブを今公開する意味があると感じる」。矢野教諭は「被爆者の高齢化が進む。ヒロシマ・アーカイブの制作は私たちの使命。インターネットで簡単に見られることも大事だ」と話す。話題は広がり、短文投稿サイト「ツイッター」を通じて国内外から約2000件のメッセージが寄せられている。
広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式で小学校6年生2人が平和への誓いをしました
「・・・・私たち1人ひとりは、だれもがみな大切な存在です。
それなのに、どうして人間は、たくさんの命を犠牲にして戦争をするのでしょうか。
戦争をはじめるのは人間です。人間の力で起こさないようにできるはずです。
悲しみに満ちた広島に草木が芽生えました。
人々は、平和への強い思いをもって、復興に向けて歩みはじめました。
未来をつくるのは人間です。
喜びや悲しみを分かち合い、あきらめないで進めば、必ず夢や希望が生まれます。
わたしたちは、人間の力を信じています。
人間は、相手を思いやり、支えあうことができます。
人間は、互いに理解し合い、平和の大切さを伝え合うことができます。
わたしたちは、今を生きる人間として、夢と希望があふれる未来をつくるために、
行動していくことを誓います。」
同サイトには、東日本アーカイブへもリンクします
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