茨城新聞・茨城放送リポート(H27.3.11)
開始15分頃より、ゆめあかり3.11が紹介されています。
142年の歴史に幕 茨城・取手の小文間小で閉校式 産経新聞20150323
取手市小文間の市立小文間小(吉田典子校長)で22日、閉校式が行われ、142年の歴史に幕を降ろした。
小文間小は明治6(1873)年、市内の寺院「西光院」に開校したのが始まりで、
市内でも歴史の古い小学校の一つ。
児童数の減少で、4月からは吉田小、井野小と統合し、取手東小として新たにスタートする。
この日の式典では、矢作進教育長が閉校を告示。
19日に卒業式を終えた6年生の斉藤圭祐君が児童を代表して
「小文間小は、お父さん、お母さん、おじいちゃん、
おばあちゃん、ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんの学舎。
これからも自分の子供や孫に語り継いでいきたい」とあいさつした後、
吉田校長が藤井信吾市長に校旗を返納した。
会場には、お年寄りや児童の父母といった卒業生ら約300人が訪れ、
式典の様子を見守った。
茨城新聞 20150323
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取手・井野小閉校 一文字に思い込め 児童ら、校歌の「旗」を660枚
毎日新聞 20150323
「はげもう げんきに みんなげんきに」−−。
取手市立井野小学校の児童らが校歌の歌詞をひらがなに直して
全文字を一つずつ旗にした作品を仕上げ22日、閉校記念行事で披露した。
全児童153人と校区の井野団地をはじめ住民が、学校の思い出を残すため
昨年から共同制作。万国旗のようにつなげた。
取手アートプロジェクト実行委員会(TAP)が協力。
TAPが同小に、東京都葛飾区の美術家夫妻、
宮田篤さん(31)と笹萌恵さん(28)を派遣して実現した。
縦横各約20センチのカラフルなフェルトを材料に、色選びや文字の切り抜き、
縫い付けを児童が学年ごとに分担。旗は660枚に上り、
住民も参加、延べ約3300人が制作に携わったという。
記念行事で島田三郎校長は「いつまでも優しい心を持ち続けてほしい」とあいさつ。
校歌の旗に囲まれて全員で校歌を斉唱した。
井野小は1969年開校。
児童減少のため今月末で閉校し、
小文間小、吉田小と統合、4月から新設の取手東小学校として再出発する。
「校歌の旗」は取手東小に保管される予定。