Archive for 12月 20th, 2015

国際平和ポスター・コンテストに白山小学校6年の作品エントリー

日曜日, 12月 20th, 2015

国際平和ポスター・コンテスト
国際審査 取手・白山小6年、野川さんの作品エントリー 大賞は来年2月発表 

毎日新聞2015年12月18日 

 「国際平和ポスター・コンテスト」(ライオンズクラブ国際協会主催)の国際審査に、取手市立白山小6年、野川佳鈴さん(11)の作品がエントリーされた。「平和を分かち合おう」をテーマに世界中の11〜13歳の子供たちが応募。日本からは野川さんの作品を含む8地区それぞれの最優秀作品計8点が、国際本部選考に臨む。

 野川さんの作品は、広島市の原爆ドームや「原爆の子の像」の上に万国旗がはためき、被爆して死亡、像になった少女が「平和になって生き返るように」と願いを込めた。

 11月に県代表2点の一つに選抜。今月11日のライオンズクラブ333複合地区(新潟、栃木、千葉、群馬、茨城の5県)審査で最優秀賞を受賞した。同地区ガバナー協議会事務局によると「平和の象徴が描かれ、平和を願う気持ちがよく感じられる」と評価された。「国際大賞」は来年2月に発表される予定。

スザニに魅力感じて 蛯名美咲さん

日曜日, 12月 20th, 2015

スザニ 魅力感じて 取手松陽高・蛯名美咲さん手縫い 
きょうまで県つくば美術館で展示 
毎日新聞 20151220

 県立取手松陽高(取手市小文間)の美術科3年、蛯名美咲さん(18)=ひたちなか市=が、中央アジアの刺しゅう布「スザニ」を制作した。手縫いは現地でも珍しく、カザフスタンの国営放送記者から取材を受けた。県つくば美術館(つくば市吾妻2)で20日まで開かれている同校美術科の展覧会に出品している。

 蛯名さんは、同国のフィギュアスケート選手で、2014年のソチ五輪男子銅メダリスト、デニス・テン選手の大ファン。それをきっかけに、中央アジアの美術にも関心を持つようになり、部屋に飾り付けるスザニの存在を知った。

 出品したスザニは縦約160センチ、横約80センチで、中央部にテン選手をイメージした刺しゅうをあしらっている。制作期間は3カ月間の約700時間で、最後の2週間は睡眠を削って仕上げたという。

 知人づてに作品を聞きつけた国営放送の日本特派員が今月17日に取材。ニュースサイトで、蛯名さんの顔写真を含めて作品を紹介したところ、「美しい」「素晴らしい」などの反響がインターネット上で相次いでいるという。

 来年には同国に短期留学する予定の蛯名さん。「機械化が進み、現地でも生産が少なくなっている手縫いのスザニの魅力を感じてもらいたい」と来場を呼びかけている。午前9時半〜午後3時。入場無料。