Archive for 10月 29th, 2017

取手地区地域安全運動推進大会に落語家の立川平林(ひらりん)さん

日曜日, 10月 29th, 2017

茨城新聞 吐玉泉 20171029

取手地区地域安全運動推進大会(取手地区防犯協会・取手警察署主催)がきのう、守谷市百合ケ丘の中央公民館で開かれた。落語家の立川平林(ひらりん)さんがニセ電話詐欺や悪質商法などを題材にした落語を演じ、来場者に注意を呼び掛けた。

平林さんは落語の中で、「(ニセ電話詐欺の)特徴は相手の顔が見えないこと」とした上で、「想像力のある人は詐欺被害に遭いにくい。落語を見る人は想像力があるので、詐欺に引っかかりません」と語り、訪れた人を笑わせていた。

大会では、取手署の小松崎邦二署長が同署管内の刑法犯認知件数が減っていることを紹介。その後、地域の防犯や安全に功績のあった人や団体への表彰が行われ、会場からは大きな拍手が上がっていた。

積立金残高比率 取手市21.3%

日曜日, 10月 29th, 2017

茨城新聞 20171029

積立金残高比率 県内自治体16年度決算 歳出総額、3年連続増
鉾田市、最高118・1%

2016年度の県内44市町村の普通会計決算で、各自治体の標準財政規模に対する施設整備や財政調整のために積み立てている基金の割合を示す「積立金残高比率」は、鉾田市が118・1%で最も高かったことが、県のまとめで分かった。このほか常陸太田市、東海村、稲敷市が100%を超えた。市町村全体の歳入総額が減少する一方で、歳出総額は3年連続で増加し、過去最高を更新した。

県市町村課によると、16年度決算で県内市町村の積立金残高は計3310億円(2・4%減)となり、2年連続で減少した。震災復興交付金や財政調整基金の取り崩しが影響した。

標準財政規模は税収と普通交付税などを合わせた各自治体の経常的な一般財源の規模。これに対する積立金残高の比率は、高い順に鉾田市、常陸太田市(116・3%)、東海村(107・1%)、稲敷市(106・7%)。一方、比率が低かったのは、取手市(21・3%)、水戸市(21・7%)、古河市(23・2%)の順だった。

鉾田市は「鉾田市民交流館(仮称)」や学校の建設を控えて、基金が増えた。常陸太田市は合併に伴う優遇措置縮小に備えている。東海村は原子力関連施設の新設がないことなどから、固定資産税が徐々に減少するのに対応している。

自治体の基金を巡っては、全国で基金残高が年々増加している状況を財務省の審議会が問題視。国の財政で国債(借金)の増加などを背景に、各自治体には「(国が)地方交付税を削減するのではないか」との懸念が広がっている。

一方で、県内市町村全体の歳入歳出は、歳入総額が1兆2198億円で前年度比0・8%減少。繰入金や地方税などは増加したが、基準財政収入額の増加による交付税減が影響した。

歳出総額は1兆1620億円で、同0・1%増加した。消費税増税に伴う低所得者向けの臨時福祉給付金や、学校施設整備費が増加したのが主な原因。

歳出のうち東日本大震災の関連事業費は386億円で前年度比13・7%減少した。最終年度を迎えた液状化対策工事などの大型事業が一段落したのが要因。

一般財源の余裕度を測る「経常収支比率」は、全体の平均が90・2%で前年度より2・6ポイント悪化した。90%を超す市町村は14団体増の25市町村だった。

借金に当たる地方債の残高は1兆984億円で2・2%増と8年連続増加した。公社や第三セクター分を含む借金の総額と年間収入の割合を示す「将来負担比率」は、平均で36・4%と0・2ポイント改善した。

県市町村課は「自治体は国と違い赤字国債が発行できず、災害などの非常時や法人税などの税収変動リスクに備え一定の基金を積み上げる必要がある。各市町村には明確な理由付けも図ってもらっている」としている。

20171029-i県内市町村の積立金残高比較2016度県まとめ

2016年度、県まとめ

取手市民美術展開幕

日曜日, 10月 29th, 2017

取手市民美術展

第1部が開幕 絵画など85点展示 

毎日新聞2017年10月29日 

 第48回取手市民美術展が27日、取手駅西口の宇田川ビル2階「とりでアートギャラリーきらり」で開幕した。会期中に作品を入れ替える予定で、まず第1部として日本画、洋画と彫刻の計85点を展示。

 初めて出品した同市西2、アパート経営、堀口守さん(64)の作品は女優オードリー・ヘプバーンの肖像に花をあしらった油彩「王女」。「8カ月前に絵を習い始めた。皆さんレベルが高く勉強になります」と話していた。

 第1部は11月6日まで。第2部=10~20日(書・写真・工芸・デザイン)▽第3部=24日~12月4日(小中学生)。

男の気持ち 終わりなき日常 

日曜日, 10月 29th, 2017

男の気持ち

終わりなき日常 

毎日新聞2017年10月29日 

 5人家族の我が家。ここ最近は皆がそろって食事をとることがなかった。そんな中、ひさしぶりに家族全員が午後6時に家にいた。

 「外食いこっか!」と妻が言い出した。気乗りはしないが、すでに中1の長女は臨戦態勢。ふだん準備の遅い小5の次女は、早々に玄関に向かった。4歳の三女はオシャレ着に着替えさせろと妻に要求していた。

 自動車が故障し処分して以来、すべて移動は自転車だけ。着いた先は近所のショッピングモール。格安イタリアンの食べ放題の店に入った。思い思いのメニューを皿にのせ、食べる。普段は嫌いな食べ物との格闘が続く娘たちもバイキングなら食が進み、最後にデザート。ひとしきり楽しんだ妻を含めた女子たちは、「先に店出てるよ」とモール内の本屋に行った。

 やれやれ……と静かになったテーブルで独りコーヒーを飲みながらボンヤリする。結婚して15年。妻とボクとの努力の結晶が娘3人。まだ続く人生だけどよくやってこれたなあとほっとした。今日は10月20日。

 あれ? 今日は結婚記念日だった。やばい! 全然気がつかなかった。記念日にうるさい妻も。店を出て女子たちと合流し、ソッと妻に記念日であることを伝えた。「そうだったね、先週まで覚えてたんだけど」とニッコリ。今まで自分から結婚記念日を切り出したことはなかったので、妻にはそれが何よりの贈り物になったようだった。終わりなき日常の一コマが記憶に残るエピソードになった。

未来への手紙プロジェクト

日曜日, 10月 29th, 2017

毎日新聞 20171029

東京日曜版 大阪土曜版に「未来への手紙プロジェクト」が掲載されています。

本日の紙面を飾ったのは、友人でした。

(・_・、)誰もが持っているだろう人生の悲しみが伝わってきます。

このお手紙を加藤登紀子さんが朗読しています。こちら

20171029-i雨宮未来へのプロジェクト