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取手市議会広報誌、ウェブ版に

土曜日, 3月 21st, 2020

取手市議会広報誌、ウェブ版に 高齢者ら存続請願も、不採択 財政厳しく「苦渋の決断」 
毎日新聞2020年3月20日

 取手市議会は50年間発行した広報誌「ひびき」を3月1日付で終刊とし、インターネットのウェブ版に切り替える。これに対し、一部の市民が「ネットを使わない高齢者の知る権利を奪い、情報弱者を生む」と存続を求める請願書を提出。市議会は18日、「紙媒体のコストは財政的に厳しい」などの理由で不採択とした。【安味伸一】

 議会広報誌は市制施行の1970年創刊。主として年4回の定例市議会の審議内容などを紹介してきた。1日付の第232号は、2月に改選された全議員の顔写真と抱負を紹介。前号には、定例市議会での議案への賛否、一般質問とその答弁などが掲載されている。

 タブロイド判で通常は10ページ。約3万8000部を新聞の折り込みで各戸に配達していたほか、公共施設などに置いていた。外注の印刷費や折り込み料で年間約370万円かかったという。

 請願書を提出した同市白山の神原礼二さん(79)は議会運営委員会で「高齢者は主権者。議会は民主主義の象徴であり、コストの合理性だけで判断すると民主主義は窒息してしまう」と紙媒体の存続を訴えた。

 結城繁副議長は「財政が厳しく、議会費の枠の中で苦渋の選択だった」と発言。赤羽直一委員も「どれかを削らなければならない。苦渋の決断」と説明した。

 市議会は2020年度から「ひびき」に代わって、A3判(表裏2ページ)の議会だより概要版を年4回、発行する予定だ。ただ、議会事務局の担当者は「ひびきに掲載されていた一般質問と答弁、議案への賛否をすべて載せることは難しい」としている。

マスク文化

木曜日, 3月 19th, 2020

毎日新聞 余録 2020031920200319-m

新型コロナ 休校の児童に弁当

水曜日, 3月 11th, 2020

新型コロナ 休校の児童に弁当 住民グループが提供 取手
毎日新聞2020年3月11日

新型コロナウイルス対策で休校中の取手市立永山小学校の児童に対し、住民グループ「永山青年会」が10日、弁当の無料提供を始めた。同小PTAが3月下旬まで週2回、希望者に配る。児童には心のこもったプレゼントで、保護者の負担も軽減される。

青年会の中村許一会長(58)が経営するスーパー「中村ストアー」(同市上高井)で作った。この日のおかずは鶏肉の唐揚げやウインナーソーセージ、野菜の煮物などだった。

1日50食限定で、保護者が店を訪れPTA役員から受け取った。中村さんは「共働きやご飯がままならない家庭もあるのではないかと考えた」と話した。教材販売「杉山商事」のノートや学習ドリルも無料で配られた。

PTAは5日に青年会から申し出を受け、同校の全児童376人の保護者に一斉メールで知らせた。申し込みはPTAのブログで受け付けている。会長の吉尾崇さん(36)が、ブログ上で希望日を予約するシステムを作った。吉尾さんは「地域のご厚意に感謝し、思いに応えることがPTAの役割」と話した。

小学5年の双子の女子児童を連れて訪れた同市野々井の松澤あけみさん(47)は「栄養のバランスが取れたお弁当をいただき、本当に助かりました」と感謝した。

青年会には地元の有志約30人が加盟。古紙回収で得た収益で同小にグランドピアノを寄贈するなど、地域ぐるみで子どもたちを温かく見守っている。

「カワセミ」イメージ 小堀の渡し

火曜日, 3月 10th, 2020

「カワセミ」イメージし新船 茨城・小堀の渡し 日比野克彦氏デザイン

毎日新聞2020年3月10日
利根川の渡し船として茨城県取手市が運航している「小堀(おおほり)の渡し」の新船「とりで」が、就航した。船体のデザインは、東京芸術大の日比野克彦美術学部長が担当。市の鳥カワセミが水面に映った時の輝きをイメージした。デッキからの眺望が観光客らに喜ばれそうだ。

小堀の渡しは1914(大正3)年に運航開始。利根川を挟み、市街地と小堀地区を往復している。新船の操舵(そうだ)室は、船尾から船首に移った。船頭の栗林正弘さん(50)は「見やすくなったため漂流物も回避しやすい」と話した。

1日、左岸の取手ふれあい桟橋そばで就航式があり、市議や地元住民の代表らが試乗した。仲町地区市政協力員の藤澤幸一さん(80)は「乗り心地も良く、デッキは最高の展望台」と語った。

乗船場は「小堀」「取手緑地運動公園駐車場前」「取手ふれあい桟橋」の3カ所。1周約50分。問い合わせは市水とみどりの課(0297・74・2141)。

取手ひなまつりフォトコンテスト

月曜日, 3月 2nd, 2020

茨城新聞 20200301

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「取手ひなまつり」フォトコン 金賞は小川さん「花段」 今月、商工会館前で展示
毎日新聞2020年3月1日 地方版

2月28日まで開かれた「取手ひなまつり」のフォトコンテストの審査会が、取手市商工会館であり、金賞に千葉県柏市の小川達二さん(85)の「花段」が選ばれた。入賞作品11点は3月3~31日、同会館前で展示される。

取手ひなまつりは店舗など約100カ所で、つるし飾りやひな人形が飾られた。コンテストは16回目。30人が撮影した作品76点の応募があった。

金賞の「花段」は、長禅寺の階段飾りと親子の姿を捉えた。撮影した小川さんは「子どもがリズミカルに階段を下りていったので、先回りして撮影した。明るいファミリーを表現できた」と喜んだ。

8人の審査員のうち、市内で写真館を経営する石引卓さん(36)は「笑顔で階段を下りる母子の表情からは、家族の幸せを感じる。階段飾りも明るく色鮮やか」と評価した。

毎日新聞水戸支局長賞は取手市の会社員、鈴木紳也さん(54)の「目が合ったね」。奈良漬けの「新六本店」の蔵で、ひな飾りに見入る子どもを捉えた。

写真スタジオを経営する審査員の石井一彦さん(72)はコンテストを振り返り、「技術は上がっているが、背景やトリミングなど一工夫ほしい作品も目立った」と講評した。【安味伸一】

このほかの主な入賞者は次の通り。

銀賞=小美玉市、林昭さん▽市長賞=千葉県流山市、石川良彦さん▽実行委員長賞=取手市、中野正則さん

色鮮やかなデザインの新船「とりで」利根川で

月曜日, 3月 2nd, 2020

毎日新聞 20200302

 利根川の渡し船として取手市が運航している「小堀(おおほり)の渡し」の新船「とりで」が1日、就航した。船体のデザインは、東京芸術大の日比野克彦美術学部長が担当。市の鳥カワセミが水面に映った時の輝きをイメージした。デッキからの眺望が観光客らに喜ばれそうだ。

 小堀の渡しは1914(大正3)年に運航開始。利根川を挟み、市街地と小堀地区を往復している。新船の操舵(そうだ)室は、船尾から船首に移った。船頭の栗林正弘さん(50)は「見やすくなったため漂流物も回避しやすい」と話した。

 1日、左岸の取手ふれあい桟橋そばで就航式があり、市議や地元住民の代表らが試乗した。仲町地区市政協力員の藤澤幸一さん(80)は「乗り心地も良く、デッキは最高の展望台」と語った。

 市は就航を記念して8日まで無料で運航する。乗船場は「小堀」「取手緑地運動公園駐車場前」「取手ふれあい桟橋」の3カ所。1周約50分。問い合わせは市水とみどりの課(0297・74・2141)。

100年前の東京日日新聞

金曜日, 2月 28th, 2020

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取手市原付きプレート

木曜日, 2月 27th, 2020

取手市原付きプレート 「豊かな自然、さわやかに」 香川・新田さんの図柄に決定 
毎日新聞2020年2月27日 

 取手市が公募していた原付きバイクなどの「ご当地ナンバープレート」のデザインが、香川県東かがわ市のグラフィックデザイナー、新田憲明さん(69)の作品に決まった。市の鳥フクロウとカワセミ、市の花フジとツツジが見やすく示されている。9月1日から交付する予定。

 新田さんは「市の花と鳥をプレートの対角線上に配置し、全体に目がいくようにレイアウトした。豊かな自然とさわやかさをイメージした」との談話を発表した。

 プレートの下地は、50㏄以下が白色。排気量などによって色は変わるが、デザインは同じ。市は1月までの2カ月間、デザインを公募し、6歳から82歳までの116人から計177点が寄せられた。

とりで利根川大花火 2020/6/20開催

水曜日, 2月 26th, 2020

取手の花火大会、6月20日開催に 五輪影響で前倒し
毎日新聞2020年2月26日 

 取手市観光協会は25日、毎年8月開催の「とりで利根川大花火」を今年は6月20日に前倒しすると発表した。東京五輪の開催時期と重なるため、十分な警備態勢を確保できないと判断した。

 協会によると、会場周辺は毎年、歩行者天国となり、利根川の堤防付近も混雑する。このため警察や消防、警備会社などから計約500人が動員されている。昨年の来場者は約10万人だった。

 今年は市制施行50周年記念と銘打ち、昨年よりも1000発多い8000発を打ち上げる計画。毎年人気の桟敷席は1680席。1マス(大人5人分)1万1000円。5月7日発売予定。問い合わせは同協会(0297・74・0217)。

取手「ゆめあかり3・11」開催変更

火曜日, 2月 25th, 2020

東日本大震災
取手「ゆめあかり3・11」開催変更 メッセージ画像発信 新型肺炎影響
毎日新聞2020年2月25日

取手市で毎年開かれてきた、東日本大震災の犠牲者の追悼行事「ゆめあかり3・11」が、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、開催方法が変更される。同市藤代庁舎前広場で、メッセージ付きの紙袋に入れたキャンドルを並べて点灯してきたが、今回は人が集まる形を避けて、寄せられた紙袋約1万枚を撮影してインターネットで発信する。

催しは、同市の市民グループ「ゆめまっぷの会」が震災翌年の2012年から開催。多くの人から鎮魂や復興を願うメッセージを紙袋に記してもらい、キャンドルを入れて同広場で並べてきた。参加者は毎年、約5000人に上り、今年は3月7日に開く予定だったが、来場者やボランティアの安全を最優先に考え、広場での催しは取りやめた。

メッセージ付き紙袋は、既に全ての市立小中学校などから約1万枚が寄せられており、同会はメッセージを生かす方法を検討。主催者側だけで、屋内でキャンドル点火はせずに全ての紙袋を並べ、画像を撮影することにした。広場での開催予定日だった7日、震災が発生した午後2時46分に動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開する予定だ。

同会の雨宮由利子代表(70)は「広場で開催できなくなったのは残念だが、皆さんの思いは伝えたい」と話している。

動画配信ゆめあかり3.11YouTube