御室桜 園庭で花見 龍ケ崎
毎日新聞2019年4月12日
龍ケ崎市川原代町の龍ケ崎文化幼稚園の園庭で、京都・仁和寺から6年前に寄贈された「御室(おむろ)桜」が見ごろを迎え、同園や関連4園の新規採用職員を含む約30人が11日、花見を楽しんだ。
同園を経営する学校法人さとう文化学園の佐藤光子理事長は「職員は子供の心を読んで、子供と共に育ってほしい」と話していた。
とっても清楚な🌸 御室桜初対面。
園児のいない、平日の午後だった為、ご案内いただけました。
ご案内を有難うございました。
御室桜 園庭で花見 龍ケ崎
毎日新聞2019年4月12日
龍ケ崎市川原代町の龍ケ崎文化幼稚園の園庭で、京都・仁和寺から6年前に寄贈された「御室(おむろ)桜」が見ごろを迎え、同園や関連4園の新規採用職員を含む約30人が11日、花見を楽しんだ。
同園を経営する学校法人さとう文化学園の佐藤光子理事長は「職員は子供の心を読んで、子供と共に育ってほしい」と話していた。
とっても清楚な🌸 御室桜初対面。
園児のいない、平日の午後だった為、ご案内いただけました。
ご案内を有難うございました。
取手市長選 現新2氏が政策論議 立候補予定者公開討論
毎日新聞2019年4月12日
取手市長選(14日告示、21日投開票)を前に、立候補予定者2人による公開討論会が11日、同市福祉交流センターであった。いずれも無所属で4選を目指す現職の藤井信吾氏(59)と新人で元市議の竹原大蔵氏(42)が参加し、テーマ別に政策論議を交わした。
竹原氏は地域の活性化について、「県知事と連携して(市役所に)営業戦略部を立ち上げ、企業営業の補助や特産品のトップセールスをやる」と強調。具体策として「駅前に企業のエンブレムや特産品をきちんと『見える化』し、街の企業と向き合う」と主張した。
藤井氏は「市はかなり実施している。条例に基づき、企業に奨励金や雇用補助金も出している。創業支援も取手の特徴」と反論。駅西口再開発や桑原地区の土地区画整理を挙げ、「我々の子や孫の人たちが、未来に力を感じる枠組み作りに頑張っている」と述べた。
討論会は茨城南青年会議所の主催。約150人が参加した。本日行われた 茨城南青年会議所主催の市長候補討論会の様子がFacebookで観ることができます。
取手市長選 駅周辺の再興託す 大規模開発だけに頼らぬ活性化を
毎日新聞 2019年4月11日
東京・北千住駅からJR常磐線で30分ほどの取手駅。1日約2万7000人が利用する取手市の玄関口は、隣接する守谷市などと結ぶ関東鉄道常総線取手駅の乗換駅で通勤・通学客が多い。その分、週末の駅前は閑散としている。
土曜の午後、取手駅西口の商業ビル「リボンとりで」。喫茶店を改装した5階の貸しスペース「スタジオ505」で小学生対象のロボットプログラミング教室が開かれていた。児童は2人。「きょうは自動ドアを作ります。人が立つとセンサーでドアが開きます」。スマホなどの取扱説明書を書くテクニカルライターの西村道子さん(52)が説明し、夫でイラストレーターの恒さん(47)と教える。
夫妻は昨夏、川崎市から移り住んだ。道子さんは「取手は茨城の玄関口なのに過疎化している」と感じているが、「スタジオではいろんなことをする人がいて、にぎわいのいぶきが感じられる」と期待もしている。カラオケや笑いヨガなどにも利用されており、スタジオを運営する林博之さん(67)は「週末に親子で出掛けて楽しめるようなスポットがあればいい」と話す。
JR東日本によると、2017年度の取手駅の乗車人数(1日平均)は2万7741人で、約2万人が定期利用者。4万9215人を数えた1999年度から2万人以上も減った。
利用者数に大きな変化をもたらしたのが、05年8月の首都圏新都市鉄道が運営するつくばエクスプレス(TX)の開業だ。隣の守谷市に駅ができ、同市民は直接、都内に出ることができるようになった。都内へのアクセスが格段に向上し、守谷駅周辺の宅地開発が加速した。
一方、取手市は11年に転入者から転出者を引いた「転入超過数」が県内44市町村中43位のマイナス641人になった。その後、市が最大50万円の住宅取得補助などを打ち出したため、18年はプラス28人と県内9位にまで改善したが、TX開業は市を慌てさせた。
市は取手駅周辺のにぎわいを取り戻そうと、西口一帯で土地区画整理を進める。今年度は西口直近のA街区(約0・7ヘクタール)のビル6棟を各所有者が解体して更地にし、今後は地権者約20人による組合施行の市街地再開発を見込む。30階建てマンション(250戸)と公共・商業施設を建てる案があり、市は「都市機能を集積し、交流人口も増やす」として23年度着工を目指す。だが、再開発組合の設立はこれからだ。
駅周辺の住民らは大規模開発だけに頼らない活性化を求めている。東口でアートスペース・バー「コンフリ」を経営する現代美術家の葛谷允宏さん(37)は「東京芸大がある街なのでやはりアートを売りにしたい。アーティストの住まいや展覧会を継続的に支える体制やディレクター(専門職)を求めていきたい」と望む。
東口にある奈良漬け製造販売の老舗「新六本店」の田中秀社長(72)は「取手は江戸時代から舟運や宿場で栄えた交通の要衝で、商業都市だった。歴史の遺産が豊富だ。取手駅に地域情報を発信するインフォメーションセンターをつくってほしい」と提言する。
取手市長選は21日に投開票される。市の「顔」とも言える駅周辺の再興を誰に託すのか。4年に1度の選択が迫っている。
一日警察署長 新1年生が取手で
毎日新聞 2019年4月6日
取手署は5日、管内の新小学1年生8人を「一日警察署長」に委嘱した。同署と取手地区交通安全協会(小川一成会長)が主催する春の恒例行事で、今年で34回目。岡田宗久署長から1人ずつ委嘱状を交付され、パトカー3台に分乗して取手、守谷の両市役所と利根町役場に出向いて交通安全を呼びかけた。
委嘱式で岡田署長は「交通事故を一件でも減らそうと、みんなで頑張ってもらおうと思います」とあいさつ。一日署長たちは制帽をかぶり、緊張した様子で署長室で署長の椅子に座って記念撮影したり、パトカーの車両点検の報告を受けたりするなど大忙しだった。
一日署長は子供たちに人気のイベントで、今回は定員の6倍に当たる48人から応募があり、抽選で選ばれた。9日に取手市立寺原小に入学する中村晃大(あきひろ)さん(6)は「署長の椅子は気持ちが良かった」とはにかんだ。
巨大壁画 カラフル 取手駅西口側、73メートルにわたり
毎日新聞2019年4月4日
取手駅(取手市)西口側のJR擁壁に、花が咲き誇るカラフルな巨大壁画がお目見えした。壁画の長さは73メートルにわたる。原画は国際コンペティションで募り、米国の壁画家、ダースさんの「Fourseasonsofflowers」(花の四季)を採用。コンペを主催した「取手市壁画によるまちづくり実行委員会」が半年がかりで描いた。
実行委員長で現代美術家の葛谷允宏(のぶひろ)さん(37)は「明るく軽やかな絵柄で、人が行き来する中心街にふさわしい」と話している。
耐候性の壁画用アクリル絵の具を使用。コンクリート壁には無数の凹凸があり、描く線がぶれないよう「ミリ単位の精度」で仕上げた。絵の面積は約250平方メートルに及ぶ
取手 東京芸大取手キャンパス アート作品、街に溶け込み
毎日新聞2019年4月2日
取手市では市役所庁舎や学校、駅前など街のあちらこちらに、同市にキャンパスがある東京芸術大の学生が作ったアートが置かれている。毎年開かれる同大生の「卒業・修了作品展」で「取手市長賞」を受賞した作品の数々で、その数は約50点に上る。「芸大アート」を楽しもうと、市内を散策した。
市役所本庁舎の正面から入ると、案内カウンター脇で巨大なカブトムシが前を見据えていた。美術学部工芸科を先月卒業した野田怜眞(りょうま)さん(23)=取手市=が制作した、2018年度の受賞作「尋常に」。漆を使った高さ2メートルの工芸(漆芸)作品で、先月22日に設置された。
ヤマトカブトムシと侍をモチーフに「勝負に挑み、精神を集中している姿を表現した」(野田さん)という。刀で立ち向かってくるような迫力を感じ、頭部の金箔(きんぱく)がまばゆい。「今年のラグビー・ワールドカップや来年のオリンピックで、市民が選手を応援する気持ちも込めました」
卒業・修了作品展は東京・上野で毎年開かれており、同賞は1991年10月の取手キャンパス開校を機に、92年度から始まった。毎回2点が選ばれ、市が受賞者に賞賜(しょうし)金を授与、作品は市に寄贈される。既に27回を数える同賞の受賞作は総数54点に上っており、藤代庁舎保管室に収蔵中の8点を除く46点は市内で展示されている。
本庁舎には7点が置かれている。1階の社会福祉課前に展示されている、美術学部絵画科卒業の岩崎拓也さん(30)=横浜市=の油画「秘密の花園」も18年度の受賞作。岩崎さんは作品について「水族館や動物園など人工的な空間を意識し、架空の生き物たちが華やかに楽しそうに生きる『不自然な自然』を描いた」と説明する。この作品は、来年1月に旧取手一中跡地に「井野なないろ保育所」が開所後は同保育所に移される予定だ。
藤代庁舎には彫金「Spirit of mine」(第21回受賞・中本亮さん作)などが並ぶ。関東鉄道の新取手駅前ロータリーには彫刻「the beauty」(第10回受賞・竹内智美さん作)▽関鉄戸頭駅ロータリーにも彫刻3点が設置されている。
市は今後も同賞の授与を続ける方針で、市文化芸術課の八木有子さん(27)は「東京芸大と交流する取手ならではの取り組みで、作品のある風景が定着している。作品は市民の財産です」と話す。
東京芸大美術学部先端芸術表現科の佐藤時啓教授(61)は「学生にとって作品展示は作品が人目に触れ、パブリック(公共的)なものになる最初の機会で、励みになっている」と受け止めている。
作品は「取手アートマップ」(同課で無料配布)に散歩コースなどと併せて掲載されている。【安味伸一】
ひとくちメモ
新取手駅前と戸頭駅前の彫刻は年月を経て、風合いもほどよく変化しており、風景と調和していた。作品群は取手に贈られた平成のレガシー(遺産)といえそうだ。
取手市民会館 リニューアル記念 歌舞伎公演、満席 松本親子が襲名披露
毎日新聞2019年4月3日
取手市東1の取手市民会館の耐震補強と大規模改造工事が完了し1日、リニューアルオープン記念として「松竹大歌舞伎」の公演があった。二代目松本白鸚(はくおう)、十代目松本幸四郎親子の襲名披露。全1000席が満席になり、名作「菅原伝授手習鑑(てならいかがみ)」など、伝統芸能を堪能していた。
冒頭、舞台上で襲名披露の口上が華やかに行われた。白鸚さんは「令和という新しい元号が生まれた。襲名披露ににぎにぎしくお越しくださいまして、厚く御礼を申し上げます」と独特の節回しで口上を述べ、会場から拍手がわき起こった。
市民会館は1972年に開館した。47年たち、老朽化したため、昨年7月から全面休館して着工。大ホールの座席を全席取り換え、幅を48センチから52センチに広げたほか、音響を改善するなどした。工事費は約8億5000万円。
昭和47年生まれの取手市民会館が
47年ぶりにリニューアル
こけら落とし公演は、松竹大歌舞伎でした。
幸四郎さんが、鳥手羽かくれんぼや取手二高の話をクイズ形式で
イヤホンガイドされていました。
東日本大震災
祈りのコンサート 東北出身の歌手グループ、あす取手で 地元合唱団も出演
毎日新聞2019年3月29日
東北出身の歌手らによる「祈りと感謝のコンサート 和魂歌」が30日、取手市新町2の取手ウェルネスプラザで開催される。東日本大震災の犠牲者を追悼し被災者支援に感謝するため、市内の作曲家で歌手の鈴木ミチさん(44)が企画。来場を呼びかけると共に、運営費を賄うため福島の民芸品にちなんだ「絆ベコ」を販売中だ。
当日は、福島県会津若松市出身の鈴木さん▽同県南相馬市の福島はじめさん▽宮城県石巻市の大内あゆみさんら歌手のほか、この日のために特別編成した地元の「ひだまり合唱団」も出演する予定。
コンサートは今年で4回目。鈴木さんと東北出身の歌手でつくる復興支援グループ「東北を繋(つな)ぐ架け橋プロジェクト ひだまり」が主催。鈴木さんは「震災以降も各地で地震や水害が相次ぎ、みんながボランティア精神で手を取り合い、助け合っている。お互いの絆を大切にしていきたい」と話す。合唱団のメンバーで、土浦市の自営業、一水(いちみず)志穂さん(49)は「心に響く優しい歌を歌います」と張り切っている。
絆ベコは会津若松市の民芸品「赤べこ」と同形だが、華やかに着色。鈴木さんが同市内の民芸品製作所に依頼した特注品だ。毎年そろえて自宅に飾る人もいるという。大小の2サイズ。小(15センチ、2000円)は銀とピンク、緑の3色。大(30センチ、1万円)は銀色。メッセージを書いて会場に並べ、終了後に持ち帰る。希望者には出演歌手がサインする。
入場無料。当日は正午から整理券を配り、午後1時開演。問い合わせは鈴木さん(080・5473・1279)。
取手映画祭 「美しすぎる議員」を23日上映 ほぼ全編、市内ロケ
毎日新聞2019年3月21日
取手市議会議場をはじめ、ほぼ全編を同市内でロケした映画「美しすぎる議員」が23日、同市新町2の取手ウェルネスプラザで開かれる「取手映画祭」で特別上映される。
「美しすぎる議員」は、関東の架空の地方都市「ゆめみ野市」が舞台。元人気タレントの市議がさまざまな課題に直面して奮闘する姿を、映画の中で映像ディレクターが密着取材。撮影はやがて市議を監視するように過度になっていく--。
主演は川村ゆきえ。取手市議や議会事務局職員も出演している。
脚本も担当した五藤利弘監督(50)は「レッテルを貼るように人を一面的にとらえることが多いが、人は多面的な存在であることを描きたかった」と話している。91分。東京都世田谷区の映画館・下北沢トリウッドで29日まで上映中だ。
映画祭は23日の「駅前にぎわいフェスタ」のイベントで午前10時半開幕。ショートフィルムなどを上映後、午後4時から「美しすぎる議員」を特別上映する。五藤監督らのトークショーも予定。入場無料。問い合わせは市観光協会(0297・74・0217)。
茨城新聞 2019年3月16日
特別展 取手ゆかりの作家25人「お蔵だし」 ギャラリー、現在地で最後の展覧会 18日まで
毎日新聞2019年3月14日
取手市新町2の取手駅西口「取手アートギャラリーきらり」で郷土作家らの「明日へと繋(つな)ぐ特別展」が18日まで開かれている。市営の同ギャラリーは今月末で閉館し、新年度に移設する予定。現在地では今回が最後の展覧会となる。
今週の本棚・新刊:『<女流>放談--昭和を生きた女性作家たち』=イルメラ・日地谷=キルシュネライト編
特別展は、同市役所藤代庁舎の収蔵庫にある寄贈作品のうち、鈴木草牛氏の日本画や服部正一郎氏の洋画をはじめ、取手ゆかりの作家25人の51点を「お蔵だし」。また、取手図書館に保管されている元東京芸術大学長の平山郁夫氏のリトグラフ20点を13年ぶりに公開中だ。
同市は今年度、展覧会の企画などを行う市民団体「文化工房ふじしろ」の協力で総数約400点の所蔵品を調査し、一部を公開することにした。同団体の大畑久子事務局長は「郷土ゆかりの作家たちの素晴らしい作品ばかり。ぜひ、鑑賞に訪れていただきたい」と話している。
ギャラリーは市が2002年6月に開設。年間1万数千人が来場し、先月末までに累計約26万人が訪れた。市は新年度内に、取手駅ビル「ボックスヒル取手」4階で再オープンする計画だ。
選挙 取手市長選 竹原元市議が立候補を表明
毎日新聞2019年3月13日 地方版
統一地方選で行われる取手市長選(4月14日告示、21日投開票)で、新人で元市議の竹原大蔵氏(42)が12日、同市役所で記者会見し、無所属で立候補することを表明した。竹原氏は「市民の命や存在を守りながら新しい風を吹き込みたい」と抱負を述べた。
市政の進め方について「市民や民間と協働して政策を作り、何でも前向きにチャレンジしたい」と説明。利根川河川敷の水辺公園新設や、市民団体への手厚い補助などを掲げた。竹原氏は衆議院議員秘書を経て経営コンサルタントを開業。2016年1月の市議選で初当選、先月27日付で辞職した。
同市長選には現職の藤井信吾市長(59)が4選を目指し、無所属での出馬を表明済みだ。