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取手の風景、切手に 市制施行45年記念フォトコン入賞作使用

火曜日, 10月 6th, 2015

常陽新聞 20151007

記念切手取手
取手市制施行45周年を記念したオリジナルフレーム切手

 取手市の市制施行45周年を記念したオリジナルフレーム切手(82円切手10枚入り、1230円)が1日発行された。

 朝日を浴びて輝く利根川、夕日で真っ赤に染まる水田、桜が満開の藤代スポーツセンターなど、同市が実施した「太陽の美しいまち取手フォトコンテスト」で優秀作品に選ばれた風景写真がデザインされている。

 日本郵便が計1500シートを作成した。そのうち500シートは市内の郵便局15局で販売中。1000シートは市が買い取りPRイベントなどで記念品として配布する。

「困難越え節目迎えた」取手市制45周年で式典

月曜日, 10月 5th, 2015

常陽新聞 20151005 

取手市制施行45周年記念式典が4日、同市東の市民会館大ホールで催され、藤井信吾市長は「さまざまな困難を乗り越え、節目の年を迎えることができた」などとあいさつした。

 市長は、市制が施行された1970年代の大規模公団団地建設や大企業の工場進出、その後の2008年のリーマンショックによる法人市民税の大幅減少、つくばエクスプレス開業による隣接市との都市間競争などを振り返り、「昨年の取手の人口は転入が転出を104人上回った。今年は常磐線の東京駅乗り入れなど、いろいろな意味で新たな魅力が取手にきている」などと話した。

 式典には地元選出の葉梨康弘衆院議員、岡田広、藤田幸久両参院議員のほか、県内市町村長、市民ら計約550人が参加。葉梨氏は「人口減少という言葉はあまり明るい感じがしないがそうではない。取手の魅力を知る人がより健康で余裕をもってお金をたくさん地元で使うことで必ずまちの魅力を取り戻すことができる」などと話した。

 式典では、長年、市に貢献している市民112人と81団体に表彰状や感謝状が贈られたほか、世界大会で3連覇しギネス記録をもつダブルダッチ(なわ飛び)チーム「ディアナ」と、今年の世界大会で優勝した江戸川学園取手中・高校チアリーダー部による世界一の演技が披露された。

明日、トリンピック開催します。

火曜日, 9月 22nd, 2015

明日10時より、取手市政施行45周年記念事業の一つ「トリンピック」を開催します。
「取手工場長に挑戦!めざせ取手ビールマイスター」
「取手市長に挑戦!めざせ空き缶早積み選手権」

9:40に、取手駅東口より直行バスがでます。
当日参加もお待ちしています。

http://www.city.toride.ibaraki.jp/index.cfm/11,45484,111,html

絵本で知る世界の国々 取手市立ふじしろ図書館にて

火曜日, 9月 22nd, 2015

常陽新聞 20150922

絵本と言語を通して世界を知ってもらおうと、取手市立ふじしろ図書館(同市藤代)2階ギャラリーで、「絵本で知る世界の国々~IFLAからのおくりもの」が29日まで開かれている。

 IFLA(国際図書館連盟)には160カ国・1600団体が加盟、オランダのハーグに本部がある。今回の催しは県内の市立図書館では初開催。世界37の国や地域の図書館員が選んだ、その国の代表的な絵本307冊を国際こども図書館(東京台東区・上野公園内)から借り出して展示している。

 米国や欧州をはじめ、アジア、中東、アフリカなどの絵本を直接手に取ってみることができるとあって連日大勢の市民が来場している。同市の女性は、「3歳の孫と絵本を読むのが日々の楽しみ。外国語は理解できなくても挿絵で雰囲気を味わうことができる」と話していた。

 27日には「がいこくごとにほんごのおはなし会」を館内の集会室で開催。市国際交流協会の協力で、日本語を交え、インドネシア語、中国語、ベトナム語による絵本の読み聞かせを行う予定。

 展示の絵本の貸し出しは行っていないが、同図書館に所蔵の日本語版の絵本も併せて紹介。「読み比べてみる良い機会なので、たくさんの方に来場してほしい」と、同図書館の近藤たみさん。

◆問い合わせは同ふじしろ図書館(電話0297・70・8181)まで。

1都5県の消防隊撤収 全戸安否確認終え解団式

金曜日, 9月 18th, 2015

常陽新聞 20150918

常総市の鬼怒川決壊を受けて、他県から応援に駆けつけた1都5県の消防隊員が17日、撤収した。隊員らの宿営地となっていた取手市野々井の市グリーンスポーツセンターで同日、解団式が催された。

 東京都、群馬、千葉、埼玉、新潟、山梨県の消防隊員で、10日から17日朝まで8日間、延べ2034人、1日平均約300人が、同センターで寝起きし自炊しながら、常総市内の浸水地域で、取り残された住民の救助や行方不明者の捜索、浸水地区全戸住民の安否確認を実施した。

 行方不明者15人全員の無事が確認されたほか、全戸を回り終えたことから撤収する。

 地元の常総広域消防、茨城西南広域消防と、他市町村から応援に駆けつけている県内の消防隊員らは引き続き活動を続け、住宅地の見回りや復旧支援などを実施する。

 解団式に出席した県生活環境部の桐原泰弘次長は「大変お世話になりました。県民にしていただいたことを心に刻んで、万が一、他県で同じようなことがあったら、いち早く駆けつけたい」と話していた。

取手のアスベスト 2カ所、含有ゼロ

火曜日, 9月 1st, 2015

取手のアスベスト 2カ所、含有ゼロ 8カ所、今月調査 
毎日新聞 20150901

 取手市の小文間公民館の建材から人体に有害なアスベストが見つかった問題で、同市は31日、市の公共施設を一斉点検した結果を発表した。専門業者によるアスベスト含有調査が必要と判断したのは小中学校など8施設10カ所。このうち先行して同調査を実施した戸頭中学校の教室と階段室の2カ所は同日、含有ゼロと判明。残り7施設8カ所については9月末をめどに調査を終える予定だ。

 市によると、点検対象は建築基準法でアスベスト使用が禁止された2006年以前の179施設。鉄骨の梁(はり)に耐火のため吹き付けた材料などにアスベストが混じっていないかを設計図書の精査や、天井裏に入るなどして確かめた。

 この結果、大半の施設では含有ゼロと判断し、疑わしい場所については専門的な調査を実施することにした。今後、含有調査を行うのは▽久賀小の消火栓ポンプ小屋▽旧取手第一中学校音楽室天井▽井野公民館会議室天井裏梁・多目的ホール天井▽ふれあいの郷食堂天井▽吉田消防署機械室▽藤代庁舎階段裏▽福祉会館3階講座室舞台天井

公共10施設のアスベスト再調査へ 取手市
常陽新聞 20150901

 取手市小文間の小文間公民館で7月、アスベストが吹き付けられていたことが発覚した問題を受けて、同市は、市内の公共施設を再調査した結果、アスベストを含む建築材料が使われている可能性が否定できない施設が計10施設13カ所あったとして、新たに含有調査を実施すると発表した。

 このうち戸頭中、永山中、取手一中3施設の教室梁や階段裏、技術室天井など5カ所については、2学期が始まるのを前に含有調査を実施し、8月31日までにアスベストが含まれていないことが分かったとしている。

 残りの井野公民館多目的ホール天井や福祉会館3階講座室舞台天井、ふれあいの郷食堂天井など7施設8カ所について、9月中に含有調査を実施する。基準値を超える含有が分かった場合、施設の使用中止も含めて検討するとしている。

 小文間公民館で耐震診断を実施した際、天井裏にアスベストが吹き付けられていることが分かった。2005年に市は公共施設の一斉調査を実施していたが、その際は小文間公民館での使用を発見できなかった。

 こうした事態を受けて今回、アスベストの使用が規制される前の06年以前に建てられた市の公共施設179施設を対象に再調査を実施。7月末から1カ月かけて、各施設で使用されている建築材料を図面で調べたり、現地で確認などし、10施設13カ所で使用の疑いが否定できないことが分かった。

 小文間公民館のアスベストについては31日開会した9月議会に3000万円を計上し、11月ごろ除去工事を実施する。

子どもたちに声かけ 夏休み最後の夜間パトロール

火曜日, 9月 1st, 2015

常陽新聞 20150901

 取手市内21小中学校の教職員、PTAや取手地区保護司会取手支部などで組織する「取手市学警連」は8月28日夜、夏休み最後の夜間パトロールを実施した。

 JR取手駅前では、メンバーが午後7時ごろからパトロールを開始、子どもたちへの声掛けや自転車の無灯火運転などへの注意を呼び掛けた。

 市学警連の夜間パトロールは、夏休み中は一般に「非行の芽が出やすい」として非行防止を目的に、7月22日から8月28日までのうち15日間実施。徒歩や車を使って午後7時から同9時ごろまでの間、駅周辺や河川敷など市内全域をパトロールするという。

 市学警連会長の植田寿さん(68)は「パトロールへの反応はけっこういい」といい、参加者からは「パトロールの趣旨を説明すると『ご苦労さま』と声を掛けてくれる」と話した。

「日本一適当なパン教室」主宰 BACKE晶子さん

火曜日, 9月 1st, 2015

常陽新聞20150829

 取手市の閑静な住宅街で完全予約制の自宅カフェを営みながら「日本一適当なパン教室」というパン教室を都内で開く。今春出版され好評な『日本一簡単に家でやけるちぎりパンレシピ』(宝島社刊、税別1680円)の著者でもある。

 最初はアパレル業界の販売員として働き、マネジャーまで勤め上げた。毎日の仕事が楽しく、仕事で頭がいっぱいだった。結婚を考えたとき、家庭との両立はできないと判断し、専業主婦へ。しかし、すぐに時間を持て余す自分に落胆、このままで良いのかと自問自答を繰り返したという。

 主婦として料理が全くできなかったため、料理本を探すため書店を回った。そこで『おいしいテーブル』という料理本に出合い、著者の堀井和子さんのようになりたいとの思いが募った。同書には、パンのレシピも載っており、ここでパンを作ろうと決めたという。

 今度はパンの知識を得ようと、市立図書館に自転車で通い、借りられる冊数いっぱいまでパンに関連する本を借り読みあさった。ホームセンターで購入した発泡スチロールでパン発酵器も自作するなど試行錯誤を重ね、パンのレシピ本を出版するまでにたどり着いた。

 長年の夢だったカフェは2007年春にオープン。パン教室では講師の育成にも取り組んでいる。ネット黎明(れいめい)期からホームページ作成も手掛け、カフェ開店に向けたホームページ開設の準備もしっかり行った。

 声がよく通る元気な女性。「たくさんの人に、ご飯を炊くように気軽にパンを焼いてほしい」と熱く語った。

まちぐるみで起業家応援 取手で自律型創業支援を計画

水曜日, 8月 26th, 2015

常陽新聞 2015年08月26日
 国の地方創生交付金を活用して、取手市が地方版の新たな自律型創業支援事業を計画している。地元の商店や企業などがまちぐるみで起業家を応援する仕組みをつくろうという構想で、東京や大阪で創業支援事業を展開し実績を上げている「あきない総合研究所」(東京本社・港区、吉田雅紀社長)が提唱し、2014年度の中小企業白書でも紹介された。同研究所と協働で全国で初めて、取手で新しいアイデアを実現させようという試みだ。

国に申請、10月始動

 今月20日、市が国に計画を申請。8月31日開会の9月議会に、一般会計補正予算として創業支援事業補助金約4650万円を提案する。国に認められれば、同研究所が市内に創業支援の特定目的会社を立ち上げ、10月から始動する。

 特定目的会社は、駅前などに起業家を支援する貸しオフィスを開設するほか、起業家向けのセミナーを開いたり、創業や資金繰り、経営などの相談に応じたり、起業支援情報を提供などする。

 貸しオフィスは、コワーキングスペースと呼ばれる個室の事務所と共有の会議室や打ち合わせ場所などを備えた事務所で、机一つだけを貸し出したり、1日数時間だけ貸すなどもするという。

ウインウインを構築

 同研究所など創業支援会社は、すでに東京や大阪など都市部でこれらの支援事業を展開し実績を上げている。取手ではこれらに加え地方版として新たに、地域全体で起業家を応援する仕組みをつくろうというのが大きな目玉だ。

 具体的には、起業家や起業を考えている人などを特定目的会社が認定し、「起業家カード」や「起業家クーポン」を発行。応援団となる商店や企業でカードなどを提示すれば、例えば、市内で新会社の印鑑を作る際、割り引きで作ることができたり、居酒屋で商談する際、ビールを安く飲めるようにするなど、多くの地元商店や企業に応援してもらうことで起業しやすい環境をつくろうという試みだ。

 応援団となる地元の商店や企業にとっては、将来の取り引き相手にもなることから先行投資の意味合いを持つ。双方ともうまくいく「ウインウイン」の関係を地域社会につくることが地方版の創業支援のみそだという。

芸術家支援も検討

 ほかにビジネスコンテストを開いて、優勝した起業家にチャレンジショップを開いてもらったり、小中学校や高校、大学などでの起業家教育なども検討されている。

 市内には東京芸大取手キャンパスが立地し、卒業後も市内で芸術活動を続ける現代芸術家も多いことから、作品制作やPRなどを支援し、芸術家兼起業家にもなってもらうメニューも計画にあるという。

 創業を支援する特定目的会社に対しては、市が3年間支援し、その後は自立してもらう方針だ。

◆地方版のモデルに

 市産業振興課によると、昨年10月、市職員が同研究所を訪ね、市内での創業支援を依頼したことがきっかけという。当時は断わられたが、国が地方に職場や雇用を創出する地方創生の支援政策が具体化する中、今度は同研究所側から市に提案があったという。

 同課は「起業家が起業しやすい環境をつくり、地方の企業支援モデルとしたい」としている。

取手聖徳女子校長『校長先生、企業を救う』を出版

日曜日, 8月 16th, 2015

組織再生ノウハウ紹介 取手聖徳女子校長、企業向けに出版
常陽新聞 20150815

 本紙で毎週水曜に「子どもの力を伸ばす」を連載している取手聖徳女子中・高校長の長野雅弘さん(58)=取手市在住=がこのほど、『校長先生、企業を救う』を出版した。「学校再生のプロ」としてこれまで培った組織再生や人材育成のノウハウを企業の経営者や管理職向けに説く。1400円(税別)。

 長野さんは「難しい経済理論ではなく、ベクトル(目標)を決め一歩踏み出せるよう優しく解説した。特に上司の励まし、褒めることが大切」と話している。

 長野さんは名古屋の女子高で英語教員を務めた後、別の女子高などで校長を歴任し学校を次々と再生。その手腕が認められ、経営コンサル船井総研からの依頼で企業人向けに講演するなど企業再生のアドバイスも続けている。2009年から取手聖徳女子中・高校長。

 日本実業出版社刊、208ページ。