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人間としての尊厳

火曜日, 2月 16th, 2016

女の気持ち 忘れぬ言葉 

毎日新聞2016年2月16日 

 どうしても忘れられない言葉がある。

 3年前に92歳で亡くなった母の、担当医の言葉である。

 2012年10月、母は「胆管がんの疑いがある」と言われ、さらに「高齢のため、精密検査はできない」と言われた。

 医師は明らかに高齢の患者への医療処置はしたくない、というふうだった。

 やっかいな患者は早く退院させたいふうでもあった。

 この若い医師には、年寄りの命はそれほど重いものとは思えなかったのであろう。

 あるいは、もっと若い患者に情熱を注ぎたかったのかもしれない。

 人間には寿命がある。

 だから家族は延命治療を望まない。

 望むのはただ、苦しみやけだるさを軽減してあげたい、それだけである。

 医師が病室に入って来た時、家族は、このけだるさについて尋ねた。

 すると医師は、いきなり言った。

 「この人はいつ死んでもおかしくないのです」

 医師の目の前には、患者である母が、ベッドに横になっていたのに。

 高齢の患者には人間としての尊厳は無用である、と言わんばかりの口調であった。

 母はこの医師にとってはもはや人間ではなかった。

 このような医師がこれからますます増えるのか。

 背筋が寒くなってきた。

木内・取手二元監督講演会 

火曜日, 2月 16th, 2016

講演会 木内・取手二元監督「向上心忘れないで」 Vメンバーも参加 

毎日新聞2016年2月16日 
 1984年の夏の甲子園で取手二を優勝に導いた元監督、木内幸男さん(84)と優勝メンバー6人による講演会が13日、取手市東1の市民会館で行われた。近隣小中学生の球児や市民ら約500人が詰めかけ、甲子園での思い出話に耳を傾けた。

 取手中央ライオンズクラブが結成25周年記念として企画。木内さんのほか、吉田剛さん(元近鉄など)▽佐々木力さん(常総学院監督)▽中島彰一さん(新日鉄住金鹿島監督)らが登壇した。

 講演会では当時の甲子園での試合映像が流され、監督らは1試合ずつ振り返った。捕手だった中島さんは「甲子園ではのびのびとやったが、練習は厳しかった。チーム内には競争しながらも調和があった」と懐かしんだ。

 木内さんは「今の小中学生のレベルが高い。『もっとやってやる』という向上心を忘れないでほしい」と球児たちにエールを送った。講演を聴き終えた取手小5年、大橋怜央(れお)君(11)は「大きな舞台で堂々とプレーができるように頑張りたい」と話していた。

待機児童取手市36人

日曜日, 2月 14th, 2016

待機児童 県内672人、前年同期比46人減 最多はつくば /茨城

毎日新聞2016年2月13日 

 県は、昨年10月1日時点の待機児童数が前年同期から46人減り、672人だったと発表した。待機児童がいるのは24市町村で、最多はつくば市の196人、次いで水戸市の175人だった。

 他に多かったのは、取手市36人▽東海村31人▽阿見町25人▽龍ケ崎市22人。増加幅が大きかったのは、つくば市(76人増)、取手市(34人増)など。県子ども家庭課は「都市部の供給不足が続いている。国の基金などを活用して集中的に整備を進め、解消を図りたい」としている。

取手ひなまつりめぐり

金曜日, 2月 12th, 2016

取手市商工会女性部メイン会場

取手福祉会館です。

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材料の販売もしています。

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取手市商工会女性部第1会場では・・・

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取手市商工会

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茨城県信用組合取手支店

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休館日の取手図書館

ボランティアの手でつくられた飾りが

館内一周を彩っています。

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田中酒造店

今年は、大正ロマン部屋にも飾られました。

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先日のTV放映の影響でしょうか?

売り切れ品もありました・・・

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リボンとりでビル5階 起業支援型のレンタルオフィス Match-hakoマッチ箱

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散歩道 ひなまつり、華麗に開幕 取手

毎日新聞2016年2月12日 写真

第12回「取手ひなまつり」が11日開幕。市内の店舗など94カ所でひな飾りが展示されている。奈良漬製造販売「新六本店」(同市取手2)では、100年前の1916年ごろ建てられた蔵を公開、店所蔵の明治、大正と昭和50年代のひな人形を飾り、あでやかな雰囲気に。まつりは3月3日まで。27〜28日は無料巡回バスを運行。問い合わせは実行委員会(電話0297・73・1365)。

1年を通じて楽しんでいる♪あそびぃな♪

木曜日, 2月 11th, 2016

毎日新聞 20160212
「すまし顔」が挑戦 読書や酒造り 取手

毎日新聞2016年2月11日

家庭で不要になったひな人形をアレンジして、店頭などに飾るイベント「あそびぃな」が取手市内で始まった。田中酒造店(同市取手2)では、ひなが宙に舞うような姿で「酒造り」にいそしむ。取手図書館(同市取手1)ではひなが車座になって豆本を読んでいる。

有志グループ「あそびぃな会議室」が2年前に始め、3回目。代表で田中酒造店社長の小川せいこさんは「自分ができる範囲で楽しんでいます」と話す。今後も洋菓子店などが飾り付けを計画中だ。昨年は約30カ所で展示された。

毎日新聞地域版に取手図書館の♪あそびぃな♪が掲載されています。

利根町内の交通死亡事故ゼロの日が続きますように・・・

火曜日, 2月 9th, 2016

交通死亡事故ゼロ 利根町、県内最長 1980年以降、連続2310日超に 

毎日新聞2016年2月9日 

茨城県 利根町内の交通死亡事故ゼロの日が連続2310日を超え、県警が把握する1980年以降で県内最長となった。さらにゼロ記録を続けるため、町と取手署などは1月29日、同町もえぎ野台のスーパー前で、チラシを配る啓発活動を行った。

 町内では2009年9月21日夕、乗用車に追突された自転車の男性が死亡したのを最後に、2月7日現在、死亡事故は起きていない。過去最長は旧水府村(現常陸太田市)で、1995年2月8日まで2309日間連続ゼロだった。利根町は1月19日に連続2310日を達成し、その後も記録を伸ばしている。

 啓発活動に先立ち、同町役場で約40人が出陣式を挙行。遠山務町長は「3000日を目標に頑張りたい」。吉村毅取手署長も「町民の一致団結の成果だ」と述べた。

散歩道 期間限定の無料美術館

月曜日, 2月 8th, 2016

毎日新聞 20160208

取手市在住または市内で制作する芸術家35人の展覧会「TORIDE MUSEUM」(市主催)が7日、取手駅西口で開幕した。取手ウェルネスプラザと商業ビル「リボンとりで」3階のほか、11日からは「とりでアートギャラリーきらり」が加わり、3会場となる。同プラザでは森岡慎也さんの彫刻「All−Star」などが目を引く。3会場とも入場無料、22日まで。

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県立取手二高の新校舎に壁画「翔」と「響」

木曜日, 2月 4th, 2016

取手二高 玄関ホールを彩る壁画2面 新校舎 
毎日新聞2016年2月4日 

 県立取手二高(取手市)の新校舎が完成した。ホテルを思わせる開放的な玄関ホールには、多彩な部活動や家政科授業をモチーフにした2面の壁画が対となって向き合う。大理石を使った「翔(しょう)」と「響(きょう)」だ。県から受託した東京芸術大の工藤晴也教授が中心となって製作した。

 壁画はそれぞれ縦351センチ、横175センチ。南面の「翔」は野球、バスケット、弓道をはじめ運動系の部活を題材とし、躍動感を表現している。取手市の木・月桂樹を配し、1984年夏の甲子園で優勝した野球部の偉業をたたえる意味も込めた。上部に太陽が輝く。

 一方、北面の「響」は家政科での介護実習や織り機を操る生徒の姿、ピアノなどの音楽演奏を題材にした。市の鳥・フクロウも登場させた。上部に三日月をあしらい、「翔」の太陽と対比している。

 工藤教授は「『翔』は外へ向かうエネルギーを、『響』は内なる力を意味し、身体と精神が調和した人間像を描いた。夢と希望を持って若い力を伸ばしてほしい」と解説する。

 原画は工藤教授が昨年2月に描き、3月から助手らとともに色違いの大理石を切り出して、レリーフ(浮き彫り)とモザイクで製作。昨年12月24日に完成した。

正常お産は『院内助産』で!アドバンス助産師

木曜日, 2月 4th, 2016

助産師 5000人超に新資格 認証制度がスタート

毎日新聞2016年2月4日

 助産師の実践的な能力を認証する新制度がスタートした。正常な経過をたどるお産については責任を持って助産ができる通称「アドバンス助産師」。昨年12月、日本助産評価機構が最初の5562人を認証した。

 助産師の実績や能力を統一した基準で評価する初の制度。日本看護協会などの関係団体は「いざというときの医師との連携を前提に、正常なお産は助産師だけで対応する『院内助産』の拡大につなげたい」と話している。

 新制度は、妊婦の希望が多い助産師によるお産を増やすことで、不足している産婦人科医の負担を軽減し、医師が医療が必要とされる症例に専念できるようにする狙い。関係団体が協議会を設け試験の条件や制度の詳細を決めた。

 昨年8月に受け付けを始めたところ、全国3万人余りの助産師のうち想定の2000人を大幅に上回る5723人が申請し、認証事務も遅れる事態になった。日本看護協会の福井トシ子常任理事は「意欲のある助産師がこうした機会を待っていたのでは」と歓迎する。

 認証は、計5段階ある助産師の実践能力のうち上から2番目のレベルに達していることを示す。資格を得るには出産の介助を100例以上、妊婦健診を200例以上などの実績が条件。新生児の蘇生法や出産時の胎児モニタリング法などの専門的な研修を受講し、書類審査と試験に合格する必要がある。合格後の院内での活動を支える所属医療機関の承認も求められる。

 合格者には認証書と認証マークのバッジが交付され、5年ごとに書類審査と試験に合格すると資格が更新できる。福井常任理事は「継続的に勉強し、母子に安全で安心なケアを提供してほしい」と話している。

取手市議選 寂しい当選証書授与式 24人中9人欠席

水曜日, 1月 27th, 2016

取手市議選 寂しい当選証書授与式 24人中9人欠席 選管委員長「非常に残念」 

毎日新聞2016年1月27日 
 取手市選挙管理委員会は26日、市議選(24日投開票)の当選者に対する当選証書授与式を市役所議会棟で行った。当選後初の公式セレモニーだが、24人のうち出席は15人(うち2人は代理)のみで、9人が欠席した。

 市選管は告示日の17日、式の日程を書類で候補者に通知していた。ところが定刻の午前10時になっても集まりが悪く、10分遅らせてスタート。海方光あき(かいほうみつあき)委員長が「たいへん素晴らしい選挙でした」とあいさつし、一人ずつ氏名を読み上げて手渡した。海方委員長は取材に「(欠席者が多いのは)非常に残念なことだ」と語った。

 佐藤隆治議長は、県内市議会の議長が集まる鹿嶋市での会議出席のため、授与式には欠席した。こうしたやむを得ない理由もあるが、出席した現職議員からは「証書授与式は有権者の負託を受けて、新たな気持ちでスタートするという大事な意味がある。代理も出さずに欠席するのはどうか」との声も出ている。

 その後、26日午後5時15分までに5人が受け取った。市選管によると、当選証書の受け取り期限に特に定めはないという。