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取手市内全域対象に2年間で除染実施

金曜日, 10月 14th, 2011

年内に計画、2年間で実施

環境省が、福島第1原発事故による年間被ばく線量1㍉シーベルト以上の地域を「汚染状況重点調査地域」に指定し、除染対象とする方針を示したのを受けて、取手市は12日、被ばく線量が年間1㍉シーベルト以上となる市の西半分だけでなく、1㍉シーベルト以下の東半分も含めて市全域を除染対象とし、年内に除染計画を策定すると発表した。来年1月全面施行される放射性物質汚染対処特別措置法に合わせて、2年間で市全域の除染を実施する。  

空間線量率に換算して毎時0・23マイクロシーベルト以下に低減することを目標にする。市の東側にも毎時0・23を超える区域があることから対象に加える。

同市は既に、父母らが中心になって、小中学校の校庭の表土をはぎ取るなどの除染を実施してきたが、除染しても毎時0・23マイクロシーベルトを上回ったままの学校が小学校で18校中7校、中学校で7校(3校は除染未実施)中5校あることから、校庭の除染もやり直す。市内の公園90カ所の砂場の表土の入れ換えも年内に先行して実施する。

学校、保育所、公園、道路などの公共施設のほか、一般住宅の家屋や庭、農地、森林など全域が対象となる。市は、子どもが利用する頻度が高い施設などを優先し、どの場所で、いつごろ、どのように除染を実施するかの計画を策定し環境省に申請する。合わせて、はぎ取った土などの仮置き場を確保する。

除染方法について、政府は「市町村除染実施ガイドライン」で、①学校・保育所・公園は、校庭表土の土壌改良、側溝の清掃、遊具の高圧洗浄②道路は、側溝の泥除去と高圧洗浄、アスファルトの継ぎ目やひび割れのブラッシング③街路樹や公園の樹木は、常緑樹は枝葉の剪定(せんてい)、落葉樹は落ち葉や腐葉土の回収④家屋や庭は、庭木の剪定、軒下の除草、雨どいの清掃、屋根の高圧洗浄、側溝の泥除去⑤住宅地近くの森林は下草や腐葉土の除去、枝葉の剪定の実施―など具体例を示している。

実際の除染作業は、作業の難易度や規模に応じて、専門業者に依頼する場合と、地域住民自らが実施する場合がある。

除染費用については、どこまで国が負担するかはまだ示されていない。取手市が独自に除染を実施する市東側の除染費用について市は、東電に請求したいとしている。

年間被ばく線量が1㍉シーベルトを超える区域がある市町村は、取手市のほか、守谷、牛久市、阿見町などの県南地域と北茨城市など県北地域を中心に19市町村に及ぶ。

お世話になった先輩からの便りで知ったボランティア

日曜日, 10月 2nd, 2011

産経新聞20110825

エステで被災地に笑顔 美容専門学校生ら29人ボランティア

産経新聞20110825~ 

被災者にフェイスケアをする国際理容美容専門学校の学生 =22日、岩手県住田町の旧下有住小学校(津田俊樹撮影)

 

 東日本大震災からの復興を願う支援活動「未来塾」(産経新聞社主催、TDK協賛)が22、23の両日、岩手県陸前高田市と住田町で行われた。エステティシャンを目指す専門学校生が「被災地に笑顔を」とのテーマでスキンシップを図った。

 活動8回目は未来塾の趣旨に賛同した神社本庁と、国際理容美容専門学校の企画のもと、ビジネス美容科の学生20人と教職員9人が現地入りした。

 一行は22日朝、陸前高田市気仙町の月山神社に参拝後、5つのグループに分かれて施術に臨んだ。

 会場の一つは住田町の仮設住宅・中上団地に隣接する旧下有住(しもありす)小学校の校長室。白衣を着た学生たちが手際よくエステサロンに衣替えしていく。

 準備が整うと、「私なんかでいいのかしら」とテレ笑いを浮かべながら村上良子さん(61)が現れた。自宅や田畑を失い、仮設住宅暮らしが続く。美顔とフットマッサージを受け「こんなにさっぱりしたのは震災以来だから5カ月ぶりね」と顔に手をあてた。

 住田町の社会体育館では、河野和子さん(70)が「最高の気分」と晴れやかな表情をみせた。

 夫は気仙町諏訪神社の宮司だったが帰らぬ人に。自宅、社務所が津波に流されながらも炊き出しなど救援活動の先頭に立ってきた。

 「震災直後は水がないから、沢からくんできた水をティッシュペーパーに少しずつ浸して顔を拭きました。そのときの状況を学生さんに話しましたが何かを感じとり、今後の人生にいかしてくれれば」と元教師らしい一面をのぞかせた。

 “復興エステサロン”に訪れた人は2日間で351人。活動には東京大神宮、水天宮、全国敬神婦人連合会、昭和聖徳記念財団の支援もあった。

 ボランティアに参加した佐藤佳澄さん(18)は「どんなにつらい状況になっても女性はきれいでいたい、という気持ちが強いことを実感しました」、千葉綾乃さん(19)は「被災者の方から話を聞き、自分の世界が広がるとともに、改めて女性パワーのすごさを知りました」と語った。今回の活動はプロとして独り立ちするためにも貴重な体験となった。

 

^ ^*「とてもいい経験をさせていただいた」・・・と話していました。

いろいろなお手伝いの仕方がありますね。

Dr.中川のがんの時代を暮らす

日曜日, 10月 2nd, 2011

Dr.中川のがんの時代を暮らすは、毎日新聞日曜日に連載中です。

2週間分毎に転載させていただいています。

 

Dr.中川のがんの時代を暮らす:7 チェルノブイリとの違い
 
原発事故を許すことはできません。しかし、被ばくをしたかしないかだけに注目するのではなく、放射線の量が大事だという点を忘れてはなりません。そもそも、自然被ばくや医療被ばくで、平均的な日本人は年間に5ミリシーベルト前後の被ばくを受けています。被ばく量がゼロという人はいないのです。

 農薬を使わなかった江戸時代に戻ることはできませんが、残留農薬の量が増えれば健康によくありません。塩を使わない料理は味も素っ気もありませんが、大量に塩分をとれば命にかかわります。放射線被ばくでも、その量が重要ですが、「白か黒か」の考えでいると、わずかな量の被ばくも大量の被ばくも、同じように「黒」になってしまいます。

 たしかにチェルノブイリでは、住民に大量の被ばくが見られました。とくに、子どもの甲状腺の内部被ばくは膨大な量に達しています。4歳以下の1%近くが、なんと10シーベルト(1万ミリシーベルト)以上の被ばくを受けたのです。これは、避難や食品の規制が遅れたことに加えて、チェルノブイリが内陸だったことにも大きな原因があります。ヨウ素は、甲状腺ホルモンの材料として欠かせませんが、人はそのほとんどをコンブなどの海藻から摂取します。米国でも、食塩にヨウ素を混ぜて摂取しています。それほど、内陸地では、もともとヨウ素不足となる傾向があるのです。

 ヨウ素を求めていたチェルノブイリの子どもたちの目の前に、突然ヨウ素が現れ、それらが甲状腺に大量に取り込まれました。そのヨウ素が原発から放出された放射性ヨウ素だったため、子どもたちの被ばく量は考えられないレベルに達してしまったのです。細胞分裂の盛んな子どもは、被ばくによってがんができやすいため、小児の甲状腺がんが6000人にも達しました。なお、チェルノブイリでは、小児甲状腺がん以外のがんの増加は確認されていません。

 一方、広島大などが3月、1000人を超す福島の子どもを対象に甲状腺の被ばく量を測定した結果、最大35ミリシーベルトにとどまっていることが分かりました。これまでの研究によると、100ミリシーベルト以下の被ばくでは、小児甲状腺がんは増えていませんから、福島でがんが増えることはないでしょう。お母さんたちも安心してよいと思います。

 

Dr.中川のがんの時代を暮らす:8 半減期長いセシウム
 
 東京電力福島第1原発の事故から半年以上たった今も、放射線被ばくをめぐるパニックが続いています。一部のメディアは、子孫にまで奇形や知能低下などが起こるといった記事を載せ、国民の不安をあおっているように見えます。

 しかし、今回の事故で住民に起こりうる健康被害は、「一定の線量を被ばくした本人に発がんの危険が高まる」ことです。日本は、2人に1人が、がんになる「世界一のがん大国」ですが、国民が、がんのことを知らないことが、パニックに拍車をかけています。そこで、原発事故による放射線被ばくと発がんについて、数回にわたって解説したいと思います。

 現在、空気中に新たに放出される放射性物質はほとんどありません。3月12~15日ごろに原発から放出された放射性物質が、今回の被ばく問題の原因となっています。その放出された放射性物質は、放射性ヨウ素と放射性セシウムの2種類にほぼ限られています。

 放出された放射性ヨウ素と放射性セシウムは、3月21日ごろまでに風に乗って関東地方など各地に流れてきました。桜島の火山灰が風に乗って鹿児島市内にやってくるのと同じです。東京都の金町浄水場近くの江戸川に放射性ヨウ素を含んだ雨が降ったため、水道水からも放射性物質が検出され、都内のコンビニからミネラルウオーターが消える騒ぎになりました。

 しかし、ヨウ素131の半減期は8日ですから、事故から半年以上たった現在、ほぼ消滅したといえます。ヨウ素131による小児の甲状腺被ばくは、チェルノブイリより、はるかに少ない量で食い止められたので、「福島では甲状腺がんは増えないだろう」という私の予測を前回お話ししました。

 放射性セシウムには、セシウム134とセシウム137があり、およそ1対1の比率で存在しています。それぞれの半減期は2年と30年です。どんなテクノロジーをもってしても、この半減期を変えることはできません。セシウムの半分が2年で半分になりますから、2年後にはセシウム全体が4分の3、5年で半分程度に減ることになります。しかし、30年たっても4分の1残るわけですから、セシウムとの長い付き合いが始まったといえます。次回は、このセシウムと発がんの関係を考えます。

取手市の話題 放射線対策係新設しました

土曜日, 10月 1st, 2011

取手市、放射能対策係をきょう新設 専従職員2人配置 ~毎日新聞20111001~ 

 放射線量が県内自治体の最高レベルを示し続け、「ホットスポット」と言われる取手市は30日、市環境課に「放射能対策係」を1日に新設すると発表した。専従職員2人を配置し、新たに市対策本部に並行して発足する「市放射能対策委員会」(委員長・貫名功二副市長、9人)と連携。細部にわたる放射線量の測定や除染、給食食材の検査など、放射性物質汚染対策をさらに充実する方針だ。

 文部科学省と経済産業省は8月、放射性物質対策は国が自治体などと連携し、責任を持って取り組む▽特に子供の生活圏である学校や公園の徹底的な除染を優先させる--との通知を出した。これを受けて市は、市内全217公園の砂場の砂を入れ替えるなど、除染作業を進める予定。公園は芝生や草地、グラウンドなど多種多様なため、どのような方法で除染するかなどの検討を急いでいる。

 市によると、県内ではつくばみらい市が7月に、つくば市が8月に同対策室を設置。常総市は1日から同対策課を新設する。藤井信吾市長は「放射能汚染対策は長期化するので、市民の安全安心のため、万全な対応で進めたい」とコメントした。

 

ニュースBOX 米国ユーバ市長らが取手市を見舞う ~毎日新聞20111001~ 

取手市と姉妹都市を提携している米国カリフォルニア州ユーバ市のジョン・デュークス市長と姉妹都市協会のジム・グラント会長が30日、東日本大震災で被害を受けた取手市を訪れ、藤井信吾市長にお見舞いの言葉を述べた。2人は7日まで市内でホームステイしながら、小学校や県庁などを視察する予定。両市は89年11月に姉妹都市を締結。以来、相互に訪問するなど友好の輪を広げている。

茨城全域の「土壌放射能濃度地図」完成

火曜日, 9月 27th, 2011

茨城全域の「土壌放射能濃度地図」完成 ~産経新聞20110927~

 茨城県は、福島第1原発事故による放射能汚染をふまえ、県内全域の「土壌の放射能濃度マップ」を作成した。県内全44市町村の土壌から検出した放射性セシウムは1平方メートル当たり4千~7万8千ベクレルの範囲内で、平均は約2万7千ベクレル。県原子力安全対策課では「土壌は農地土壌の稲作の作付け制限の目安(同100万ベクレル)を大きく下回り、問題ない水準」としている。

 調査は8月4日~9月14日、県内44市町村で実施。土壌中の放射性セシウム、放射性ヨウ素の各濃度や、地表1メートルの大気中の放射線量を測定した。

 結果をみると、市町村別では福島第1原発から100キロ圏内にある県北の沿岸だけでなく、県南地域で比較的濃度が高い傾向がみられ、同原発事故で飛散したとみられる放射性セシウムの分布状況が推測できる。

 市町村別で最も高い濃度を示したのが阿見町の同7万8千ベクレル。同町に隣接する牛久市が同6万3千ベクレル▽美浦村が同5万7千ベクレル▽守谷市が同5万4千ベクレル▽取手市が同5万3千ベクレル-と上位5市町村はいずれも県南地域だった。

 また、福島第1原発から100キロ圏内の北茨城市が同3万7153ベクレル、日立市が同4万3091ベクレル。同課は「県北の沿岸、県南の各地域で比較的セシウムの沈着が多い傾向がある」とみている。低かったのは、境町が同4千ベクレル▽桜川市が同6200ベクレル▽八千代町が同7800ベクレル-など県西地域が多い。

 一方、放射性ヨウ素については全地点で不検出。同時に調査した地表1メートル地点の大気中の放射線量は1時間当たり0・07~0・29マイクロシーベルトの範囲内で、国が学校校庭を使用する際の目安(同1マイクロシーベルト)を下回った。

 同マップは、県のホームページ(http://www.pref.ibaraki.jp/important/20110311eq/20110922_01/files/20110922_01e.pdf)に掲載されている。

茨城県土壌の放射線濃度マップ

取手第一高等学校除染 YouTubeより

土曜日, 9月 17th, 2011

取手一高調整池で除染 1マイクロSv下回る ~茨城新聞20110917~
 
県立取手一高(取手市台宿)の調整池で、国の除染目安の毎時1マイクロシーベルトを超える放射線量率を測定したのを受け、県教委は16日、調整池の除染を行い、地上1メートルで同0・55〜0・38マイクロシーベルトに低減したと発表した。地表1センチも同1マイクロシーベルトを下回った。

調整池は水が干上がった状態で、除染は土砂を5センチから1メートルの深さで除去し、土のう袋約500袋に詰めた。土のう袋は学校敷地内に仮置きする。

8日実施した同校の追加測定では、調整池内8カ所で同1・65〜1・31マイクロシーベルトだった。除染による低減率は最高で73・2%。

この日は、県立藤代高(同市毛有)でも放射線量がやや高いと連絡があった臨時駐車場で除染を行い、地上1メートルで同1・03マイクロシーベルトから同0・72マイクロシーベルトに低減した。

震度4の地震

木曜日, 9月 15th, 2011

震災6か月が過ぎ我が家の本格的修理がはじまり

今日一番重症な壁部分の補修が終了した数分後

グラグラグラ

嘘でしょー

大きな揺れになりませんように・・・

願い続けました

もう少しで雨漏りの不安がなくなりそうです

工事

福島県が再生可能エネルギーの開発拠点になる

火曜日, 9月 13th, 2011

洋上風力で福島照らす 世界初の浮体式 発電施設建設へ 政府、産学と連携 ~産経新聞20110913~

 政府は、東日本大震災や東京電力の福島第1原発事故で被災した福島県沖で、世界初の海上に浮かぶ「浮体式」の洋上風力発電所を建設する方針を固めた。三菱重工業や富士重工業、三井造船、IHI、清水建設のほか、風力発電事業者や東京大など10以上の企業や大学、団体が産学連携で参画する。浮体式の事業化は世界初で、平成32年に原発1基の3分の1に当たる30万~40万キロワットの発電を目指す。建設やメンテナンスで現地雇用を確保するとともに部品産業を誘致し、復興支援につなげる。

 計画では約100億~200億円かけ、25年度から6基の洋上風力の建設に着手する。風車の出力は1基5千キロワット程度で、総出力は最大3万キロワット。5年間かけて出力データの収集や海底ケーブルを使った送電、既存電力との連携などを実証した上で、40万キロワット規模まで拡大する。将来的には、100万キロワットにすることが構想されている。

浮体式の洋上風力発電は、造船技術を使って1基ずつ海に浮かべる方式だ。ノルウェーで1基の実証実験が行われているほかは、大規模な事業化例はない。32年までに日本で計画される事業規模では、福島県沖合に60~80基の大型風車が洋上に浮かぶことになる。

 洋上風力は風車、発電機、軸受けなど部品点数が約2万点と関連企業の裾野が広く、政策的に被災地に部品産業を誘致し、雇用拡大につなげる。候補地は今後詰めるが、風の状況が良く、東京電力広野火力発電所の大規模送電線が整備されている、いわき市沖などが有力で今後、漁業関係者と調整する。

 洋上風力には、土台を海底に設置する「着床式」もあるが、水深50メートルを超えると建設費が膨らみ採算性が悪化する。欧州と違い、遠浅の海が少ない日本は、洋上に土台を浮かせ、海底と鎖でつなぐ浮体式が普及の鍵を握る。

 政府は、福島県を再生可能エネルギーの開発拠点としても育成する。産業技術総合研究所の研究施設の一部移転や、メガソーラーと呼ばれる大型太陽光発電所などを集積する計画だ。

 

「原発停止に力を」作家・広瀬隆さん、土浦で講演 ~茨城新聞20110913~

福島第1原発事故で放出された放射性物質への不安が高まる中、脱原発を訴えてきた代表的なノンフィクション作家、広瀬隆さん(68)が11日、土浦市東真鍋の土浦市民会館で講演し、約1100人の市民が耳を傾けた。広瀬さんは、地震による事故再発の危険性を待ったなしの状況と指摘し「原発を止めていくのに皆さんの力を貸していただきたい」と呼び掛けた。

広瀬さんは講演で、福島原発事故が津波だけではなく地震の揺れで引き起こされたとする見方を示した。原子炉建屋とタービン建屋の間の配管はこれまでも地震に弱いと指摘されているとして「1号機は400ガル台の揺れで配管に亀裂が入り、絶対に起こらないと言っていた冷却材、水の噴出事故が起こった」と強調した。

また放射能汚染による内部被ばく対策の不十分さを訴えた。特に放射線に対し感受性の高い子どもへの影響を「このまま行ったら10年後、日本で大変なことが起こる」と、がん患者の増加などに深刻な懸念を表明した。

つくば市に住む大学非常勤講師、山縣香織さん(40)は「ネットや書籍を通して充分知識を持っていると思っていたが、まだ知らないことがあった。周りの人の反応を見て、より理解が必要だと知った」。笠間市に住む会社員、菅原美帆さん(36)は「(日本の地図を)チェルノブイリの避難区域に当てはめて、子どもや子孫に影響があるとあらためて知らされ、ショックで涙が出た」と感想を話した。

 

^ ^*テクネチウムがつくば市で検出され圧力容器内の温度は、4000℃超

あらゆる放射性物質がガスになりうる事故だった・・・・と広瀬氏は語ったと、常陽新聞に書かれていた

相馬市で行われた「天灯(てんとう)」

月曜日, 9月 12th, 2011

コムローイが天灯として日本で実施されました

素晴らしい

取手でもできないだろうか?

日本では許可が下りないのかと思っていました

毎日新聞20110911天灯相馬

 

東日本大震災:1000個の紙風船、夜空に 福島・相馬 ~毎日新聞20110911~
 
 東日本大震災の犠牲者を弔うイベント「天灯」が10日夜、福島県相馬市で開かれ、灯籠(とうろう)に見立てた紙風船約1000個が被災者によって次々と夜空に放たれた。

 イベントは世界的ファッションデザイナーの山本寛斎さんと同市が共同で企画した。会場の同市尾浜には、市内の被災者約900人が集まった。午後7時前、被災者らが紙風船の底部に付けられた固形燃料に点火すると、内部の空気が熱せられた紙風船が空に舞った。

 同市では津波で454人が死亡し、今も5人が行方不明のままだ。友人を亡くした男性会社員(25)は「あっという間の半年だった。街の景色は震災前と大きく変わったけど、亡くなった仲間の分まで一生懸命生きていきたい」と話した。

 

動画サイト→NHKニュース 朝日新聞

 

9月11日 石巻市日和山公園の灯

日和山の灯り

 

関東大震災が起こった9月1日が「防災の日」となっていますが

3月11日を防災の日に!なんて声も聞こえています

東日本大震災後6カ月目9月11日が無事に過ぎホッとしています^ ^*

仙台「光のページェント」にLED6万球

月曜日, 9月 12th, 2011

~毎日新聞 希望新聞 20110911~

東日本大震災:仙台「光のページェント」にLED6万球
 
昨年の「SENDAI光のページェント」=仙台市青葉区で 東京・原宿で「表参道イルミネーション」を実施している商店街振興組合原宿表参道欅会と実行委員会が、日本の街路樹イルミネーションの元祖として知られる仙台市の「SENDAI光のページェント」に、LED電球約6万球を提供して今年の開催を支援することを決めた。商店街の各店舗に募金箱を設置し、支援金も募っている。

 「SENDAI光のページェント」は1986年、日本初の街路樹イルミネーションとして始まった。以後毎年12月に開催、仙台の冬の風物詩として親しまれている。25回目を迎えた昨年は、全ての使用電球を消費電力の少ないLED球に切り替えて話題となった。

 しかし、東日本大震災でLED球を保管していた倉庫が津波被害を受け、約55万球の全てが破損した。関係者が協議を重ねた結果、「被災地に復興への希望の明かりをともしたい」として今年12月の開催を決定。全国に協力を呼び掛けていた。

 「表参道イルミネーション」は、仙台の取り組みを参考に91年に開始。その後も実行委員会同士が見学や情報共有を通じて交流を続けており、表参道で使っているLED球の提供などを決めた。欅会理事長で実行委員長の松井誠一さん(60)は「こんな大災害の時こそ、みんなが力を合わせることが大事。復興には時間がかかるだろうが、未来への明かりを共に育てていきたい」と話している。