『放射性物質拡散の現状と放射線の人体影響』
筑波大学アイソトープ総合センター長 松本宏教授
取手市聖徳中学校・高等学校第1体育館
「起きてはいけない事故が起きてしまった
放射線は、一定の量を超えると『毒』になる
安全量を知ることが大切」
このような話に続き、放射線の知識・原子力発電・茨城県内の汚染・食の安全・・・
家庭菜園の質問が相次いだ
「高濃度の放射能を含む土とあるがその値とは?」
「はっきりした数値はわからない」
「調べられないのか?」
「分析はできるが、分析能力が不足しているのが現状」
3月21日に取手周辺通過中に雨雲と重なり降雨で落下した
この日以降 空気中の放射性物質は観測されていない
土に突いたら50年動かない 水をかけても無効 特に粘土質
手袋長袖着用で土を除去することで不安ストレスを取り除くことも大切
常陽新聞か20110723から引用
「夫はテレビで政府の言うことを信じていて、専門家が大丈夫と言っているのに
どうしてお前は信じないんだと責める。夫婦仲も悪くなった」と若い母親が涙ぐむ。
守谷市とつくば市で開かれた、放射能汚染から子どもたちを守りたいと考える親たちの
集まりでのこと・・・「モンスターペアレントと言われても将来、親の選択が正しかったと
思ってくれるのでは」 ・・・「放射能汚染への関心が親と行政では違いすぎる」・・・
取手市聖徳中学校・高等学校での放射能汚染に対する取り組み
・放射線量の測定(定時)
・芝刈り草刈り側溝の汚泥除去(定期的)
・グランド等表土2~3cm除去
・5月2日放射線量測定依頼 結果安全基準値以下
・給食食材の徹底
・毎朝 正門から生徒玄関までを高圧洗浄機等で清掃実施
・今後の対策予防としてインフルエンザ用マスク備蓄
などが、紹介されました
松本宏教授の講演は、明日常総市三妻小学校体育館にて行われる予定です こちら
取手近隣の具体的な資料をもとに話して下さったことでより安心感が深まった
取手市聖徳中学校・高等学校まで足を運べなかった市民に
ビデオ等で同じ内容の講演を聴ける方法はなかったのかな・・・