茨人:「お米選手権」特別優秀賞・武士忠造さん 自然の恵みに感謝 /茨城
<茨人(いばんちゅ)>
◇武士忠造さん(61)
「農業は天候に左右される。今年は天候が良かった」。昨年開催された、おいしいお米を鑑定する「第13回米・食味分析鑑定コンクール」の「都道府県選抜代表お米選手権」で、金賞に次ぐ特別優秀賞を獲得。自然への感謝の気持ちを口にした。
高校卒業後、すぐに農業の道に進んだ。当時は稲作のほか、タバコ葉の栽培も行っていたが収入は少なく、より安定した収入を求めて肉用の子牛を育てた。肥料には飼育する牛から出たふんを活用した。約7年前からは、ブランド米「奥久慈の恵(めぐみ)・うまかっぺ」として販売するため、農薬をほとんど使用しない農法で米を栽培している。
東京電力福島第1原子力発電所事故を受け、「米を作っても売ることができるかどうか心配だった」と振り返る。幸いにも、大子町の米からは放射性物質は検出されず、胸をなで下ろした直後に飛び込んだ「特別優秀賞受賞」の朗報。「まさかこんな立派な賞を取るとは思っていなかった」と驚きを隠せない。
「うまい米を食べてほしい。自然の恵みが一番」。先祖代々受け継がれた土地で、これからも、自然の恵みを生かした米作りを続ける。
茨城っ子は「ふくよか」 17歳女子の平均体重が全国1位に ~常陽新聞20120104~
県内の17歳女子の平均体重は5405キログラムで全国1位になったことが、文部科学省と県が発表した本年度の学校保健統計調査で分かった。体重は男女とも、ほとんどの年代で全国平均を上回った。県内の男女の体重はここ10年ほど、全国平均を上回る傾向があり、本年度も「大柄」は維持された格好だ。
調査は子どもの発育や健康状態を調べるため、5~17歳を対象に毎年実施。県内では幼稚園から高校までの171校(全体の約13%)を抽出し、4~6月に行われた健康診断の結果から平均値を出した。
本年度は17歳女子の体重が全国平均の52.8キログラムより1.7キログラム重く、昨年の7位から1位に上がった。女子の体重は全国平均と同じだった6歳を除き、すべての年代で全国平均を0.3~2.1キログラム上回った。男子の体重も14歳以外は全国平均より0.2~2.1キログラム重かった。16歳男子の63.4キログラムは県の記録のある1959年以降では過去最高。
体重が1位の17歳女子の身長は157.3センチで全国平均より0.3センチ上回り、本県では過去最高だが全国では10位だった。5~11歳の身長は全国平均よりわずかに上回る傾向にあるが、12~16歳では0.2~0.8センチ低かった。
男子の身長も5~12歳は全国平均並みかわずかに高く、13~17歳はわずかに低い傾向にあった。
過去の統計を見ると、身長は10年ほど前までは全国平均を上回る傾向にあったが、ここ数年は上回ったり下回ったりと、ばらつきがある。
本年度の調査結果について県統計課は「17歳女子の体重も1位にはなったが、過去に(本県比で)もっと重い年があった。全国的にスリム化の傾向が強まる中で本県はそうならなかった」とし、相対的に順位が上がったとみる。
調査の詳しい内容は県のホームページ「いばらき統計情報ネットワーク」で見ることができる。
ブラックピエロリーダー船橋功至さんのチームがダブルダッチフユージョンの部で世界大会で優勝 ~茨城新聞20120104~
平成23年12月4日アメリカ・ニューヨーク・アポロシアターで行われた
第20回NDDL Double Dutch Holiday Classic(世界選手権)において日体大ダブルダッチサークル
「乱縄」に所属する3年生チームの「BLACK×PIERROT」が2本の縄を跳びながら
音楽、ダンスを融合(フュージョン)させ、制限時間内(3分以内)にチーム独自の演技を行なう
ADVANCED FUSION部門において、見事優勝した
第20回NDDL Double Dutch Holiday Classic(世界選手権)において日体大ダブルダッチサークル
「乱縄」に所属する3年生チームの「BLACK×PIERROT」が2本の縄を跳びながら
音楽、ダンスを融合(フュージョン)させ、制限時間内(3分以内)にチーム独自の演技を行なう
ADVANCED FUSION部門において、見事優勝した
船橋さんは県立土浦三高で野球部の主将だった
「お米選手権」特別優秀賞・武士忠造さん 自然の恵みに感謝 ~毎日新聞20120104~
<茨人(いばんちゅ)>
武士忠造さん(61)
「農業は天候に左右される。今年は天候が良かった」。昨年開催された、おいしいお米を鑑定する「第13回米・食味分析鑑定コンクール」の「都道府県選抜代表お米選手権」で、金賞に次ぐ特別優秀賞を獲得。自然への感謝の気持ちを口にした。
高校卒業後、すぐに農業の道に進んだ。当時は稲作のほか、タバコ葉の栽培も行っていたが収入は少なく、より安定した収入を求めて肉用の子牛を育てた。肥料には飼育する牛から出たふんを活用した。約7年前からは、ブランド米「奥久慈の恵(めぐみ)・うまかっぺ」として販売するため、農薬をほとんど使用しない農法で米を栽培している。
東京電力福島第1原子力発電所事故を受け、「米を作っても売ることができるかどうか心配だった」と振り返る。幸いにも、大子町の米からは放射性物質は検出されず、胸をなで下ろした直後に飛び込んだ「特別優秀賞受賞」の朗報。「まさかこんな立派な賞を取るとは思っていなかった」と驚きを隠せない。
「うまい米を食べてほしい。自然の恵みが一番」。先祖代々受け継がれた土地で、これからも、自然の恵みを生かした米作りを続ける。