10㍍間隔で7万カ所測定―取手市 ~常陽新聞20121020~
碁盤目状の放射能汚染地図作成へ
放射性物質汚染対処特措法に基づく汚染状況重点調査地域に指定された取手市は20日、除染実施計画書の策定に向けて、市内全域に車を走らせて10㍍間隔などで計約7万700カ所の空間放射線量を測定し、500㍍ごとに碁盤目状の放射能汚染地図を作成すると発表した。
車に放射線測定器を搭載して住宅地などを含め市内の主な道路651㌔をくまなく走行し約10㍍間隔で6万5100カ所を測定する。ほかに市が放射線測定器を自治会などに貸し出して12月からすでに実施している測定結果と、市が測定した計約5600カ所のデータを合わせて、500㍍間隔で汚染地図を作成する。
除染は、作成した汚染マップに基づいて、空間放射線量が毎時0・23マイクロシーベルト以上の地域で実施する計画だ。
汚染地図は市ホームページ(HP)などで公開する予定で、除染実施後も、どの程度、放射線量が下がったかなどを測定し市HPの地図上に公開する。
2月上旬に車を走らせて測定し、3月末までに作成を終えたい意向だ。制作途中の3月上旬にも汚染地図を公表したい考え。
市は20日、放射能測定と汚染マップ作成費用計約1942万円を専決処分した。費用はすべて国が負担する。
取手藤代南集会場完成 ~茨城新聞20121020~
約500世帯の町会に住民のコミュニケーションの場としてスタートした