●16年度までに小学校統廃合―取手
2次計画で18から12に
公立小学校の統廃合について、取手市教育委員会は29日までに、2016年度までに統廃合を実施し、市内の小学校18校を12校にする第2次適正配置基本計画案を市議会全員協議会に示した。
市教委は「あくまでも現時点の目標であり、今後、保護者や地域住民などに説明したい」としている。
中学校の統廃合に次ぐ第2次計画となる。1学年1学級しかない小学校が統廃合の対象になる。
具体的には、3年後の15年4月を目標に、小文間小(児童数84人=5月1日現在=、6学年で計7学級)、井野小(214人、10学級)、吉田小(296人、11学級)の3校を吉田小に統合するほか、戸頭西小(217人、10学級)と戸頭東小(356人、16学級)の2校を戸頭東小に統合する。
翌16年4月は、白山西小(119人、8学級)と稲小(250人、11学級)の2校を稲小に統合するほか、山王小(71人、6学級)と六郷小(157人、7学級)の2校を六郷小に、久賀小(247人、11学級)と藤代小(341人、16学級)の2校を藤代小に統合する計画。
統廃合に際して、小文間、井野小と統合する吉田小は教室が足りなくなることから、新たに普通教室6室程度を増築する。戸頭西小と統合する戸頭東小は、現在、空き教室を放課後子どもクラブに利用しているため、新たに学校敷地内に放課後子どもクラブのための教室3室程度を新築する。
一方、藤代地区の山王小と六郷小の統合については、通学区域が国道6号線をまたぐなど広範囲になるなどから、統合の組み合わせも含めてさらに検討する。久賀小と藤代小の統合も、久賀小の通学区域に人口が増えている地区があるなどから、さらに児童数の推移をみるとしており、統廃合時期が変わる可能性もあるとしている。
対象となる11校では今年度中に保護者説明会などを実施するほか、増築工事が必要になる吉田小、戸頭東小については今年度中に耐震工事を実施し、13年度に増築のための実施設計、14年度に増築工事を実施する計画という。
小学校の統廃合に先立って、同市は今年4月までに中学校8校を6校にする統廃合を実施した。11年3月末に野々井中を廃止し、永山中と取手二中に通学区を分けて分離統合したほか、今年4月には取手一中と取手東中を廃止し、取手東中の敷地に新たに取手一中という名称の新設校を設置した。
2016年度までに小学校統廃合―取手 ~常陽新聞20120530~
2次計画で18から12に
公立小学校の統廃合について、取手市教育委員会は29日までに、2016年度までに統廃合を実施し、市内の小学校18校を12校にする第2次適正配置基本計画案を市議会全員協議会に示した。
市教委は「あくまでも現時点の目標であり、今後、保護者や地域住民などに説明したい」としている。
中学校の統廃合に次ぐ第2次計画となる。1学年1学級しかない小学校が統廃合の対象になる。
具体的には、3年後の15年4月を目標に、小文間小(児童数84人=5月1日現在=、6学年で計7学級)、井野小(214人、10学級)、吉田小(296人、11学級)の3校を吉田小に統合するほか、戸頭西小(217人、10学級)と戸頭東小(356人、16学級)の2校を戸頭東小に統合する。
翌16年4月は、白山西小(119人、8学級)と稲小(250人、11学級)の2校を稲小に統合するほか、山王小(71人、6学級)と六郷小(157人、7学級)の2校を六郷小に、久賀小(247人、11学級)と藤代小(341人、16学級)の2校を藤代小に統合する計画。
統廃合に際して、小文間、井野小と統合する吉田小は教室が足りなくなることから、新たに普通教室6室程度を増築する。戸頭西小と統合する戸頭東小は、現在、空き教室を放課後子どもクラブに利用しているため、新たに学校敷地内に放課後子どもクラブのための教室3室程度を新築する。
一方、藤代地区の山王小と六郷小の統合については、通学区域が国道6号線をまたぐなど広範囲になるなどから、統合の組み合わせも含めてさらに検討する。久賀小と藤代小の統合も、久賀小の通学区域に人口が増えている地区があるなどから、さらに児童数の推移をみるとしており、統廃合時期が変わる可能性もあるとしている。
対象となる11校では今年度中に保護者説明会などを実施するほか、増築工事が必要になる吉田小、戸頭東小については今年度中に耐震工事を実施し、13年度に増築のための実施設計、14年度に増築工事を実施する計画という。
小学校の統廃合に先立って、同市は今年4月までに中学校8校を6校にする統廃合を実施した。11年3月末に野々井中を廃止し、永山中と取手二中に通学区を分けて分離統合したほか、今年4月には取手一中と取手東中を廃止し、取手東中の敷地に新たに取手一中という名称の新設校を設置した。