八千代 住民ら一丸でサルビア満開 休耕畑に1万5000本 ~茨城新聞7月16日~
八千代町下山川地区の町道沿いでサルビア約1万5千本が咲き誇っている。
子ども会や老人会など地域住民が総出で休耕畑約3500平方㍍を花畑に整備した。
この活動は、農家と住民が一つの組織をつくり、農地や水路などを守る国の
「農地・水・環境保全向上対策」事業の一環。
同地区では「下山川地区資源保全協議会」(高崎一男代表)が水路のごみ拾いや農業体験、
荒れた農地の整備などに取り組んでいる。会員は約130人。
サルビアは今年5月に住民約70人が集まり苗を植えた。
草が生い茂っていた休耕畑は現在、赤一色に染まり、町道沿いには
「咲かせよう 人の和・花の輪・地域の和」と書かれた看板も設置された。
立ち止まって花を楽しむ人の姿も見られるという。
高崎代表は「この活動を通して地域の交流が深まっている」と手応えを話している。
花の命は短くて 色あせてなお懸命に咲くサルビア